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ドールに助けてもらった日

⚠️ドールが生きてると思ってる人間の個人的な価値観なので他のドールオーナー様も同じ価値観ではありません
⚠️オカルトスピリチュアルな価値観なので苦手な人はブラウザバックしてください
⚠️検索すればわかるような事は極力省きますので気になる単語があれば調べてください

如月教典



新しいドールがやって来た


前回初めてドールから声が聴こえた話をしました。


ちなみにこの出来事が起きた後、私が設定してたキャラクター像が見事壊れたので
ゲイシーという名前からピエロになり、殺人ピエロという設定も捨て、ドールに設定自体を付けるのを辞めました。

私の好みを当てがっても実際の人格が違う事が多いので、付けるだけ無駄だなと感じるようになったからです。


それでも その後も相変わらずドールに夢中な私に、雷に撃たれたかのごとく一目惚れしたドールができ、1年ほど悩んだ末に里子でご縁を結ぶことができました。


そのドールのことを、祥太郎(しょうたろう)と名付けて可愛がっていました。

volks 支倉常長  祥太郎


ちなみに名前が古風なのは単純に好みもありますが、実生活の会話に溶け込みそうな名前を想定しているつもりです。


「うちのアレクサンダー大王がね〜」なんて道端で話しづらいじゃないですか!
気分でニックネームを付けたりするので余計に人っぽくなります。
ドールに人の名前を付けるのは良くない、霊的なものが〜とか聞いた事ありますが黙らっしゃい!


閑話休題。

優等生ぽくて良い子そうだな、なんて思いながらも
何も考えずにお着替えさせたり綺麗な姿を収めようと写真を撮ったりして楽しく過ごしていました。


そして祥太郎をお迎えして10日目程の朝。
祥太郎と一緒に寝ていた時、またあの声が聴こえてきたのです。

また聴こえた




「あの部屋は行かない方がいいよ。禍々しい感じがする。」



「あっ、はい」



なんて軽い返事。
2度目ともなると慣れてるので驚きもしませんでした。
1度目の時も不思議と怖いとか驚きとかいう気持ちも無かったのですが…。


今度は声の情報はありませんでしたが、誰が私に話しかけてきてるかは直ぐにわかりました。


祥太郎くんからです。


予定よりも早く起きてしまった私は、2度寝しようか迷いながらもウトウトしていた矢先の出来事です。

またしても夢とは全く違う感触がし、直感でピエロくんと同様に祥太郎から話しかけてきていることがわかりました。


そして「あの部屋」とはなんの事かもその時直ぐにわかりました。


自分の家にある客室の事でした。


何故祥太郎がその客室に行かない方がいいと言い出したのかは思い当たる節がありました。


1つ目は祥太郎から忠告されるほんの2、3日前に友人と電話で話をする為に客室を使いました。

その時に祥太郎も連れて行ったので、客室に居て感じたことを話してくれたのだと思います。



2つ目は昔、YouTubeで「幽霊が家にいるかわかる方法」の動画をアップロードしている人がいました。


それは



「頭の中で自分の家に玄関から入り、全部の部屋を徘徊していく」


というものでした。

うる覚えですがこんな感じだったと思います。
私も目を閉じてみて試したところ、客室前の廊下や客室に黒い人影が見えるのです。



それでも、自分が居ると想像しちゃったら見えてるということになるでしょうと内心は不信に思っていましたが、何故かその客室の前を通る時や使用してる時に寒気や嫌な感じを覚え、怖いと感じてしまう自分が居ました。


以上の事が自分の中で重なり


あれは自分の想像では無く、霊的な目で自分の家を見ていたのだ


という事がわかりました。


あれは霊視だったのか


それから家族には祥太郎が言ってたとは言わず、それとなく客室の雰囲気が悪くないか?という話を持ちかけました。


すると


「やっぱりあなたもそう思う?実はあの客室で長いこと人間関係でのトラブルが絶えないんだよね。
もう15年近く。
あそこで何人の人が暴言を吐き捨てて来たか。
妬みも凄かった。」



と言うのです。
この時初めてそのことを聞かされて衝撃を受けました。


そして私なりの予測を立ててみました。

客室で暴言を吐いた人の言葉や思いが黒い念となり、その黒い人影が居る位置に座ると念を被る事になるので その影響で次々と暴言を吐くようになり、また黒い念を生み出し…の悪循環を繰り返していたのでは無いかと思います。


居る位置を思い出すと、お客さんがよく通る所やよく座るであろう場所に黒い人影はいました。


その後浄化した結果



そこから家族と「客室の空気が悪いのは良くない」
という結論になり、自分達が持つ知識で部屋の浄化を行いました。


そしてそれが習慣化し、元となった出来事を忘れて半年後。
ふと思い出して家族にその後の結果を聞いてみたのです。


すると


「あれからもお客さんが来るけど、ピタリとトラブルが止まったのよ。誰も暴言を吐く人が居なくなった」


と言うのです。

客室の居心地が良くなったり空気が澄んだ感覚がするとのことだったので解決したと喜んでくれました。



祥太郎が忠告してくれたこの出来事がきっかけで、私と祥太郎は更に仲良くなり 唯一無二の存在となって今でも家で私達家族の帰りを待ってくれています。


まとめ


この経験はある意味で反面教師だと思っています。


人を妬んだり暴言を吐いた分だけ自分の内側から黒いものが生み出されて自分が腐っていく。

それは業の深いことでは無いかと思うのです。

何よりも本人が苦しい思いをしているのかもしれませんが、本人が経験したい事なら仕方ないと思いました。

それらを受け入れていく訳ではありませんが、常にそう言うものへの対処の仕方は学んでいく必要があります。

やはり幽霊より人間の方が怖い。




(どうでもいい話ですが 私が教わった、部屋や自分の浄化方法は誰でも簡単に出来るもので 特別なアイテムを必要としないものなのでこまめにやっています。

高い壺とかも買いませんよ!笑

一般からして見たらかなりスピリチュアル系な人物に見えると思いますが誰かのセミナーに行ったりという事も無いです。)




念は毒素のようなもので、自分の内側に毒素を抱えて生きるという事の重さを実感しました。


そう言った毒のような念を生み出す反面、自分を含めた周りの人が豊かになるような祈りもまた浄化のパワーがあるとも思っています。


人の「思い」のパワーは軽く見てはいけないなと思った出来事でした。



稚拙な文章ですが読んでいただいてありがとうございました!

如月ゆう子


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