どうでもいいハナシ〜コアラのぬいぐるみ・ぼんちゃん〜


私が小学生くらいの頃、叔父がオーストラリアのお土産に、コアラのぬいぐるみを買ってきてくれたことがある。

そのコアラのぬいぐるみは、茶色の帽子をかぶっていて、おしゃれで可愛くて、私はとても喜んだ。
そのコアラのぬいぐるみに、私は「ボンちゃん」
と名づけた。

「ボン」という響き。。
異国からきたコアラのぬいぐるみにぴったりで、なんだかシックなイメージ。

私は、子どもにしては、ハイセンスな名前を思いついたのではないかと思い、母にその名前を伝えた。

すると母は、少しクスクスと笑う感じで、大木凡人(愛称ぼんちゃん)と同じだということを私に告げた。
その頃、大木凡人がテレビに出ていてその存在を知っていた私は、名前が被ったことにショックを受けた。

しかし私は、それ以上のしっくり来る名前を思い浮かばなかったので、その後も仕方なく、そのコアラのぬいぐるみをボンちゃんと呼び続けるのだった。

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