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【Focus on STAFF】Vol.6 鈴木雄太(3年/学生コーチ)

「Focus on STAFF」とは、、
普段は注目されることのない学生スタッフですが、「学生主体」の体制で活動している法政大学男子バスケ部では重要な役割を担っています。
そんな学生スタッフの一人ひとりに迫っていく企画です。


初めまして。学生コーチを務めています、3年の鈴木雄太と申します。
新入生募集の企画ですが、私自身が何を思って活動しているかも簡単に書かせてもらいました。
ぜひ目を通していただけると嬉しいです。


どうしてバスケ部に入ろうと思ったか

学生主体で活動しているところに魅力を感じたからです。

高校生3年生の秋に、リーグ戦を観に行く機会がありました。
たまたま法政のベンチが近い席に座ったのですが、ベンチの学生からたくさんの指示が飛んでいて驚きました。
また、タイムアウトではその学生が作戦ボードを使って選手に指示を送っていました。同じ学生という立場でありながらその指示を真剣に聞き入れてコートに戻っていく選手たちの姿を見て、この部活なら主体的に、自分の意思決定のもとで活動ができると考え入部を決めました。


どんな活動をしているか

私の活動をいくつか紹介します。

○練習

・練習計画の考案、実行
・選手、チームへの指導
・選手や監督と共に練習のフィードバック

○試合
-試合直前〜前日
・対戦相手のスカウティング
・対戦相手に合わせた戦術、戦略の策定

-試合当日
・ウォーミングアップ
・ベンチからのコーチング

○その他
・ミーティングの開催
・各選手との個人面談
・アナリストや他の学生コーチと共にデータ分析

などチームがより良い方向に進んでいくための手助けをしています。

練習中の一コマ


魅力(身につくであろう力)

人前で話す力
どうしたら伝わるのかを考え続けて発信するため話す力は自然と身に付きます。一方的に投げかけるのではなく、どのような方法を取れば選手たちも一緒になって考えることができるかを日々模索しています。

PDCAサイクルを回す経験を組織単位で実行できる。
(練習試合、公式戦などを通しての)課題発見→解決法を模索する→実行してみる→また課題を見つける。

誰かに「これをやったらもっと良くなる」「これをやれば勝てるようになる」と教えてもらうのではなく、自分達で課題を見つけて克服していくしかない環境です。

バスケットボールコーチとしての力
ほとんどヘッドコーチのような立場で活動させてもらえるので、知識やバスケットボールの見方は入部以前と比べると向上すると思います。
ただ、身近にいわゆる先輩コーチがいないため主体的に講習会などに参加し自己研鑽する必要性も感じています。


学生コーチの役割

弊部の学生コーチの役割は、組織の潤滑油になることだと考えています。
学生コーチ主導で活動するのではなく選手、学生スタッフ全員から意見を集約しまとめていく点に私の価値を見出さなければなりません。

しかし現状、チームはその状況にはありません。私の意見や考えがチームの総意として進んでいく場面が多いです。
その状況は学生主体を目指す我々にとってはふさわしくないはずです。

なぜなら、人にやらされてやることには責任を持たない上に、選手自身の力にはならないからです。
選手から「雄太が言っていることよりこっちの方が良くない?」「こんなやり方はどう?」というような声がさらに出てくることを望んでいます。

実際、選手の考えや感じていることは的を得ており、私の意見より優れていると感じます。そんな意見を選手の中に眠らせておくのは勿体無いです。

いかにそこを引き出して、チームとして一つの方向に向かっていけるかどうかが目標達成するための鍵だと感じています。

スタッフとしてどんなことを目指しているか

今シーズン、私の目標は二つあります。

一つは、このチームで1年間戦えてよかったとスタッフを含むチームに関わる全員が感じてシーズンを終えること。
二つ目は、なりたい自分に向かって全員が努力できるような環境や風土を作り上げることです。

チームとしては「2部全勝優勝」「インカレ出場」を目標にしています。目指しているところを常に忘れずに日々進んでいきたいです。

新入生へメッセージ

誰かに左右されることなく、自分の意思で活動できる組織です。
バスケットボールを経験していないスタッフもたくさんいます。
どのような経歴をお持ちの方も大歓迎です。

ぜひ私たちと共に活動しましょう!ご連絡お待ちしています!


名前: 鈴木 雄太(すずき ゆうた)
学年: 3年
出身校: 八王子学園八王子高等学校
学部学科: 経済学部国際経済学科


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