湊一樹『「モディ化」するインドー大国幻想が生み出した権威主義ー』中央公論新社
2018年に1回目、2023年に2回目のインド旅行に行ってから、インドの文化・歴史・政治、経済などに興味をもってきた。本書を読んで、なぜバラナシが綺麗になったのか、なぜG20関係の看板が多く設置されていなかったのかといった謎が解けた。3回目の来訪を考えているので、本noteを備忘録をしておく。
第1章 新しいインド?
[民主主義の形骸化]
・立法府では審議の空洞化と議会手続きの無視が常態になった
・司法府は政府の決定を追認するような判断を繰り返し示している
・捜査機関は野