J-POPレビュー(番外編) イントロの好きな曲5選

初回から番外編なのである。

このnoteを始めるにあたって、2つのジャンルのうちひとつ、J-POPのレビュー記事を書くことを目的に8割くらい書き上げたものの、旬なトピックがあったので先にそちらから取りかかることに。

テレビ朝日の関ジャム 完全燃SHOW(以下関ジャム)は今時珍しく、そこそこの尺でアーティスト達とニッチなテーマで音楽を分析する番組である。回次第ではテレビを見ながら「うんうん、これだよ」とか「洋楽全然知らねーよ」とか、勝手にテーマに没頭してしまう。
時たま「自分だったらこうなのになー」って回があったりするので、まさにそういった回だった直近の「すごいと思うイントロ」から取り上げたい。

披露する機会はないが、特技はイントロクイズなので素人の中では知ってる方なのではないかと思う。しかしながらすごいと褒められるほど専門的な知識はないので、好きなイントロの曲を短文で5曲挙げていく。

1.「Jump」Van Halen(1984)

この曲だけ番組内でも取り上げられていたものの、外せない曲なので入れた(J-POPを取り扱うと言いながら早速洋楽ではあるが)超王道曲。
番組内で島田昌典がイントロが強すぎて歌のメロディーを忘れてしまうとコメントしてたが、まさにその通りだと思う。イントロがこの曲の顔であり、サビの認知度のほうが低いであろう稀有なヒット曲である。

2.「星のかけらを探しに行こう Again」福耳(1999)

たった4秒のイントロで曲の雰囲気をしっかり伝え、杏子のワンフレーズで歌の世界にぐっと引き込む。Againではないオリジナルバージョンは聴いたことがないが、本作は天体関係の数ある曲のイントロの中でも、ただただロマンチックで綺麗な世界観。

3.「INVOKE-インヴォーク-」T.M.Revoution(2002)

BPMの速さで歌の入りまで一気にテンションを上げにくる曲は多く、どれを選ぼうか悩むタイプのイントロだが、ゆったりと始まってテンポチェンジするタイプのこちらをチョイス。アニメの1クール目のOPだからこそイントロは重要だった。Aメロに入る前の2拍3連が良いアクセントになっている。

4.「NOCTURNE No.9」布袋寅泰(2003)

CMのタイアップがあったこともあり狙いすぎな感はあるが、シンプルに格好いいゴリゴリのギターサウンド。イメージが薄いが入りはドラムから。腕自慢のアーティストだからこそ、惜しみなくギターを前面に出した構成にしたほうが得である。

5.「透明人間」東京事変(2006)

番組では「遭難」が紹介されていたが、個人的に事変ではこちらを推したい。ベース→ギター→キーボードと音数が増えていくことによりヴォーカルの入りへの期待感が高まる。跳ねるような楽器隊の音が、どんな曲が始まるのだろうという興味をくすぐる、派手さはないが名イントロだと思う。


今回は思いつきの5曲を挙げたが、通常のレビュー記事はテーマ毎にもう少し細かく語っていく。

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