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遠く羽ばたく君たちへ

 これを書き始めるのが3月1日午後23時、君たちへの最後の授業が終わって、家に帰り、のんびりしながら久々に自分のノーパソに向かっておるのですが。

 「君たち」とは、受験生の皆様。いかがお過ごしでしょうか。これでも、学業の傍ら小・中学生の勉強の手伝いをしてきた身とあっては、なかなか緊張する時期。僕の授業を受けたことがある人は、まあ、授業の途中でよくする雑談だと思ってくれればいい。

 ただ、この記事が見られる頃にはもう受験が終わっている??かもしれないが、一応言いたいこと、伝えたいことを記しておくことにしたい。

 去年はあまり受験生と関わることがなかったのと、今年はどのクラスにもある程度去年から知っている子たちがいるものだから、非常に思い入れ深いのですがね…。

 今となってしまっては、高校受験はほんの小さなことで、どの高校に行っても大丈夫、なんてことが言えるが、それは老害チックなことと分かっている。やっぱりそれは今だから言えることであり、当時の自分に言ったら何発が殴られるに違いない。

 だから、そんなことは言わない。これまでの15年すべてを答案用紙に詰め込め、模試の点数?そんなものは気にするな。だって、模試は過去の自分だから。模試の点数に後悔したあの時の自分と今の自分は違うから。目の前の問題が解ければそれでいい。今、その瞬間にすべてを注ぐ、それでいいじゃないか。もうやることはやったんだから。

 「がんばれ?」。いや、この言葉ももういいでしょ。てか飽きたでしょうに。だって、がんばってるのは知ってるし。授業の予習、授業態度、自習に向かう姿勢。意外と僕もしっかり見てるんだから。まあ、授業中にこっそり違うことしてたり、落書きしてたるするのも見えてますけど、それは別の話ということで。

 じゃあ、何を言おうか。特にいうことはないけれども。だって、いつも通りでいいから。というわけでこの言葉、

泰然自若

 まあ、意味は調べて。すぐわかるから。

 じゃあ最後に僕から感謝を。ひとつめ、授業を聞いてくれてありがとうございました。まだ、塾講師を始めて2年弱、足りない部分のほうが多かったと思います。「言ってること薄っぺらだなぁ」。ごもっとも。それでも、上の空だったとしても。僕の話を少しでも聞いてくれた。それだけで非常にうれしかったです。

 ふたつめ、授業のアンケートありがとうございました。やっぱり褒められるとやる気が出るタイプなので、とてもうれしかった。夏期講習とか、冬期講習のたびに、いろいろな講座に顔を出して、何十枚もお褒めの言葉をもらうと、これからも頑張るかぁって何度も励まされました。

 まあこんな感じで長々と失礼していますが、これで最後。塾あるある。「誰のおかげで高校受かったの??」って聞かれたら?

「自分で頑張ったんだよ!!別に塾行かなくても楽勝だったし!!」

って叫んでください。僕が泣いて喜びます。

それじゃあね。またどこかで。

あ、描き終わっちゃった。現在4時40分。それでは

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