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学校現場を改善しようと動き出した人がいる

以前、私の背中を押してくれた人が、新たなとりくみを始められました。前に背中を押されたのはこれ。

職員室にチャットツール導入してみました

今回はじめられたプロジェクトはこれ

教職員の声を社会に! 学校現場の声を見える化するプラットフォームをつくりたい!

やろうとしていることやその思いはわかりつつ、心配なこともあって少しもやってはいましたが、そのもやりも含めて、応援することにしました。

一言でいうと、これ、組合がやることだなあと思っています。組合がやるというのは、教職員が自分たち自身の手でやるということ。
ぼくの所属する組合では、「いろいろアンケート」と称して、未組合員へのアプローチをやってみたりしていました。ただ、続かない😅頻度が少ない😅時間がない😅プラットフォームとしては貧弱です。

ぼくがやりたいって思っていたことを、お金もしっかりかけて、チャレンジしてくれていることに敬意と羨望がいりまじった感じでいます。キャンプファイヤーのページも見ましたが、思いはバシバシ伝わってきています。
この投稿への異論もいろいろあるかもしれませんが、そんな人は適当に読み流しておいてください。できれば、プロジェクトの実務メンバーさんにはとどいてほしいなとは思っていますが、贅沢なことかも😅

もやもやの原因について

1.他力本願!?
ここで触れられていることの多くは、学校という組織の課題。そのメンバーである教職員が主体的にとりくむべきことなんだけどなあ。そして、最終的にこのプロジェクトがなんとかしてくれるわけではなくて、最後は教職員自身が自分たちの手で変えていかないと、結局また文句いうことになる。
例えば、このプロジェクトを受けて、文科省だかどこかが動いたとして、そこからトップダウンでいろいろな指示が降りてくるわけです。すべての現場の人達がおもうような改革ではありません。そして、また、ながれていく。
このプロジェクトに支援をした人が、現場からの改革を志し、丁寧にコミュニケーションをとりながら、取り組まない限り変革は訪れないと思うわけです。

このプロジェクトを支援していて、組合のことを知らなかった人、組合がどんなことをするところか知らなかった人は、ぜひ、この機会に、組合に加入してほしいです。現場から自分たち自身の手で現場の課題を解決する輪に加わってほしいです。

2.細かい課題はいっぱいです

組合役員として活動している中で、最近、課題として多いのは「ハラスメント」です。勤務環境悪い→ハラスメント起きやすいみたいな流れもあるだろうし、そもそも、ハラスメントや人権に対しての認識が甘めという日本社会の課題もあります。

これらの課題についていえば、法律的な整備は一定なされているわけです。でも、課題はあるし、なくならない。そして、個別の相談に対して、教育委員会との間に入り、時には被害者の意向で教育委員会はかまさずに、被害者によりそった課題解決をめざすために働けるのは組合なのです。うちの組合はそんなんじゃないって?そんな組合をつくるのはあなたです。ぜひとも、執行部に問題提起をしてはどうでしょうか。オンラインで相談にのるとか、ぼくにできそうなことならやります。
例えば、このプロジェクトに「ハラスメントが・・・」って声が集まってくる→文科省→でも法律的な整備はおおむねできている→さらに通知が発出される→法律的なこと徹底しなさい→形だけ調査とか→現場また大変。

私はハラスメント大丈夫だから組合入らなくてもいい?
違います。組合につながっていることが、隣でつらい思いをしている仲間を救うのです。自分がそういう状況になって、どうにもならないことになるかもしれません。

ぼくは、このプロジェクトを応援しつつ、ここに集まってくる人たちに、それだけでいいのか?という問いを投げかけたいと思います。実務メンバーには申し訳ないですが、この素敵なプロジェクトに便乗して組合に入る人を増やしたいと思っています。

とりあえず2つだけ書きました。まだ、いろいろ考えていることはたくさんあります。書ききれないことがいっぱいあります。
質問とかご意見とかコメント歓迎です。

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