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天皇賞(秋) 個別回顧(16頭立て)

皆さんこんにちは😄

天皇賞(秋)の個別回顧です。

あくまで個人的な感想ですので、あしからず。

1着 ◎エフフォーリア

鞍上が落ち着いていましたし、馬も頑張りました。
まさに人馬一体で、ほぼ予想したとおりの競馬をしてくれました。
今回も安定感のあるレース。お見事です。
コントレイル、グランアレグリアは今年で引退します。そしてクロノジェネシスも引退です。
したがって、ある意味ではこの馬が負けた場合、来年の競馬全体レベルが……などという風潮になった可能性はあります。
そして少し汚い話をすると(笑)ノーザンファーム的にはこの馬が勝ってくれたことで種牡馬ビジネスもきっと儲かるでしょう。
ディープインパクトはもう居ませんからね……いかに他の誰かをウリにしていくか、出来るか。これが大事になるんだと思います。

2着 ◯コントレイル

本来はもう少し位置を取りたかったようですが、上がりはメンバー最速、そして自己最速でもある『33.0』をマークしています。
しかし最後は苦しくなり、手前も替わって内にモタれてしまいました。軽い馬だけに、やはり斤量は効いたのかなと思いますね。ただそれでも十分立派な走り。ラストランも頑張ってほしいですね。シャフリヤールは強いですが、エフフォーリアに比べると競馬ぶりの安定感はあまり無い印象です。そこに隙はあるかもしれません。
………いや、三冠馬に隙を突け!なんて、そんなMMAみたいなことを言ってはいけないのかもしれませんが😅

3着 ▲グランアレグリア

4着には差をつけているわけなので距離はこなしていますが、簡単に言うと『この距離では上には上が居る』ということでしょうね。
もっと早くから2000㍍にトライして結果を出していればまた違う競馬が出来た可能性はあります。
ブログにも書きましたが、モーリスやアーモンドアイとの違いは距離実績です。マイラーなら何でもいいわけではなくて、やはり中距離レースにシフトする下地は必要ということです。
次は香港マイルでしょうかね?こちらもラストランだと思いますが、応援しています。
ただ、洋芝ってどうなんだろう?なんか微妙な気がするんだけど…。

4着 ☆サンレイポケット

個人的にはこのコンビにMVPをあげたいですね。
スタートを決めて好位のインを確保出来たのはナイスで、直線でも一切の無駄を省いて真っ直ぐ追い、最後の最後は素晴らしい脚を使い、5着に差をつけての4着。
100点……いや、120点のレースをしたと思います。
この馬は東京が合いますから、今後も東京コースならどこかで大仕事をやる可能性がありそうです。
ひょっとしたら次……かもしれませんよ!?

5着 ヒシイグアス

個人的には予想外に頑張ったと感じました。
外枠からなるべく消耗を避ける競馬で、正直着狙い感はありましたが、馬にとっては良い経験になったと思います。休養が長かったですが、もうすぐ6歳なので、何とかもうひと花咲かせてほしいですね。

6着 ポタジェ

この馬の力は出していますが、天皇賞(秋)で先行して押し切るにはそれ相応の能力が無いと厳しいです。
このレースは、穴は差し馬から出る傾向がありますし、ましてや今年の有力馬はそれなりに位置を取れる馬たちです。ガチンコ勝負では厳しかったですね。でも頑張りました。ナイスファイト。

7着 △ペルシアンナイト

しれっと上がり2位となる『33.1』をマークしてはいますし、衰え自体は今回もほとんど感じませんでした。
ただ、上位の馬に比べると良馬場ではちょっと足りませんでしたね……。もう少しだけ雨が欲しかったかな。

8着 ラストドラフト

状態は良かったですが、距離が忙しいと思います。
2200~2500㍍くらいのG2あたりで買いましょう。
ただ、ムラがあるので常に信頼出来るタイプではないのですが。

9着 ユーキャンスマイル

2年前に4着した時は3枠でした。そして今回は8枠です。
例え能力が維持されていたとしても、枠を含めて考えると厳しかったと思います。中距離G1レベルだと一歩足りない印象は以前からありますが、そこは変わりませんね…。

10着 ムイトオブリガード

初ブリンカーでしたが、正直あまり変わりませんでした。
さすがに7歳ですし、この現状では今後も期待するのは酷なのかもしれません。

11着 ワールドプレミア

まず、状態面はまだまだ全然だと思います。
あと根本的に距離が短いですけ。中距離のスピード勝負に対応出来るほどのキレはフィエールマンほどではないタイプなので。
ジャパンC以降の巻き返しに期待しましょう。

12着 カレンブーケドール

外枠でしたが、勝ちに行く騎乗。積極的に前へ行きましたが、やはりG1の東京2000㍍は外枠から先行するのは結構キツいです。
初めて掲示板を外す大敗に終わりましたが、これは仕方ありません。
そして、こちらも状態面はまだまだだったように思います。
目標は最初からジャパンCと明言されていましたからね。

13着 モズベッロ

もっと道悪になったとしても東京コースだとどうなのかな?とは思いますが、それ以前に状態面がまだまだまだでした。
あと1回か2回使って変わるまで待ちましょう。

14着 カイザーミノル

やりたい競馬は出来たと思います。
そして、鞍上も"見たいものを見ることが出来た"と思います。

15着 トーセンスーリヤ

この馬なりの力は出したと思いますが、実績の無い東京コース、そしてこのメンバーではさすがに先行粘り込みは厳しいということです。天皇賞(秋)は日本の2000㍍戦としては、最高レベルに位置するレースですからね。

16着 カデナ

年齢というより、正直状態が良くなかったと思います。
状態が良ければもうちょっと上は狙えたんじゃないでしょうか。
ただ、もしかしたらさすがにそろそろ衰えてきているかもしれません。ディープ産駒の7歳ですもの。
あ、そういえばこないだ京都大賞典を勝った8歳のディープ産駒が居ましたね。でもアノ馬は特別です。ダービー馬の威厳がありますから。そしてあの世代のダービーは実はレベルが高かったと思っています。もう1頭現役でまだ頑張ってる馬が居るじゃないですか。ダートですが一応最前線に近いところで。個人的には不運な世代だと思っています、いまの8歳たち。

今回は以上です😄

ブログのほうも、よろしければご覧ください。
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