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浮世絵の中の馬 ① 「木曽海道六拾九次之内 軽井澤」

大好きな広重の浮世絵の中でも、好きな作品の1枚が「軽井澤」。

現在の軽井沢とは程遠い景色だが、寒々とした山村の中を行く馬上の旅人が、馬方と煙草の火を分け合いながら一服する姿が何とも人情味があってよい。

そんな人物が跨るからだろうか。馬は、「安心した」ポーズである頭部を低く下げて寛いでいる。


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