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昔の写真

息子が小学生の頃、クラスメートに誘われて、カブ・スカウトに入ったことがあった。

友だちのお爺さんに遊びに連れて行ってもらったり、楽しい思い出もたくさんできたようだが、カブで参加した「市民大行進」では、団員のきょうだいも参加可能ということで、幼い娘も「アピールを書いたビブス」を着て、風船を持って参加した。

画像を見返してみると、田上市長はもちろん、被爆者であり、2010年に亡くなった吉田 勝二さんの顔も見える。吉田さんは13歳の時に被爆して全身に大火傷を負い、特に顔にはひどいケロイドが残ったために、大変な差別・好奇の目に晒されて苦しまれた方である。

本人たちは、大して覚えていないかもしれないが、長崎市に生まれ育った者にとって、こういう光景を見ることは、何とも感慨深い。

行進が終わってから、平和公園で「チリンチリンアイス」を食べる姿と言うのも、自分にとっては「一番の平和的な光景」なのである。


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