私ブロに頂いた、メッセージ
『 懐かしすぎて涙が止まりませんでした。
この玉屋でランドセルを買ってもらい、中学生の制服を買ってもらい、社会人になってはじめてのスーツを買ってもらった場所。
一階のジュース屋さんで何度かコップを割ってみたり、屋上のゲームコーナーでお小遣いを使い果たしたり、産まれた時から私の人生に寄り添ってくれた場所でした。
貴重な最後の画像を見せていただき、ありがとうございました。 』
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思いがけず、このようなメッセージを頂くことほど、ブログを書いた者にとって嬉しいことはありません。
どこに住んでおられるかもわからない。しかし、コメントを送って頂いたのは、午前3時頃である。実に感無量です。
玉屋は、昭和の長崎市民にとって、色々な思い出のある百貨店。
どこの、どういう方かも存じないが、成長とともにご家族とうれしそうにランドセルや制服を選んだり、食事などをする姿が浮かんでくる。
私にとっても、もちろんそう。
幼い頃、母に連れられて買い物に行ったり、仲間と「生きたアマゾン展」などを見に行ったり、教師になりたての頃は、炉粕町に両親がいたので、よく行き来していた場所。
イラストレーターとなってからは、個展を開かせてもらった時に、屋上から若宮稲荷の立ち並ぶ赤い鳥居を見るのが好きだった。
今、この玉屋があった場所には、27階建てという高層マンションが建ち、その背後にいる人々の陽当たりや、長崎らしい風景を奪ってしまった。
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