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長崎/人物・歴史・エトセトラ

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#街の風景

またひとつ姿を消した故郷 ~ 大黒・恵美須市場撤去

昨年3月末をもって閉鎖された大黒・恵美須市場。その後長い間立ち入り禁止という状態が続いていましたが、平成25年になってから遂に解体・撤去されました。(元記事作成:2013年) 行政に関しては今更このトピックで云々言う気はありません。 でも、一年前の同地はこのようになっていたわけで、どちらが「長崎」の街として親しみが持てるかなぁと思ってしまいます。 まぁその論争も他に譲るとしても、下の画像にあるように、ここには長年「ヒトの暮らし」があり、雨が降れば、家族の傘が並ぶ・・という日

長崎市の風景 路面電車の車内

我々長崎市民にとって、「電車」と言えば、路面電車、或いはチンチン電車を指す。 鉄道の方は、いまだに電化されていない区間もあるので、汽車(きしゃ)と言うのだ。 電車の中の風景は、もちろん「心の故郷の風景」でもある。 幼い頃、母親と出かけたりするのは、もっぱら電車だった。 混んでいると大人しくしているが、すいている時など、たちまち態度が変わる。 幼い頃は、景色を見るために外側を向いて座るのは、当たり前だし、使っていない側の運転台に座って、運転士気分を味わうのは格別だった。 お

長崎市・昔の写真 「滑石にあったショッピングセンターあぜくら」

出来た当初から小さなショッピング・センターだった。 1Fに青果店などが入り、市場となっており、2Fにテナントで、いくつかの店舗が入っていた。 この中に、「木馬」という小さな子ども服のお店があったが、とても売れている感じではなかった。 このお店で、息子のズボンを1本買ったことがあったが、お客さんがどれだけあるのか、とても気になった。

失われた長崎市の風景遺産 「西町付近にあった小さな市場」

確か令和3年の初めころまではあったと記憶している市場。 ご覧の通り、小さな市場だが、お店の方が元気よく商売をされており、いつも賑やかな声の飛び交う活気のある場所だった。 しばらく足を運ぶことが無く、或る時このすぐ近くに仕事で来たとき、「何か違うな・・・」という違和感を覚えたが、はたしてこの市場が無くなっていて新築のアパートが建っていた。

長崎市住吉に今も残る井戸。ここは原爆投下まで三菱兵器住吉・女子寮のあった場所。爆風と熱線に襲われたこの地では、井戸は特別な存在だっただろう。

長崎・坂の小径さるき(歩き) のススメ

次の方に、特にオススメです・・・・ ・ツアーもいいけど、自分ひとりで、気ままに歩くのが好き ・車の排気ガスや騒音がダメ、群衆のワイワイも苦手 ・その土地のヒトやモノとの、思いがけない出会いが楽しみ ・昼間がっちり歩いて(カロリーを消費して)、夜に美味しいものを食べたい ・自分だけの風景や光景を発見したい ・お決まりの観光コースには、もう飽きた 【 このコースのさるき(歩き)方 】 ①まず長崎の街のどこでも、構いませんので、何となく「好みの?」小径へ入っていってください。