愛敬 恭子 著 「被爆哀歌」
長崎に生まれ育った者として、幼い頃より膨大な被爆体験を読んだり聞いたりしてきたが、この書は「被爆体験」にとどまらず、人生や人間の生きるエッセンスをほぼ網羅している秀逸な一冊で、長崎や被爆に直接関係の無い方にもぜひ一読をお薦めします。
もちろんその時代前後の実相を伺い知るのに最適と言って差し支えないものだと思います。
また大切なご家族や存在を亡くされたり、病いや育児、健康や経済生活など多岐にわたる精神的な悩みを抱えている様々な世代にも強く一読をお薦めします。
私は本当に偶然