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2022年11月の記事一覧

もしもゴッホが日本に来ていたら? ~ 長崎との接点

ゴッホ福岡展、それはそれは天気の悪く、肌寒い、平日に出掛けてきました・・・・が、やはり半分はヒトの頭しか見えませんでした。 福岡展は、太宰府横にある、九州国立博物館にて開かれました。 ニューヨークのMoMAでも、パリのオルセーでも、ゴッホの絵が掛けてある場所を見つけることは容易です。必ず「人だかり」がしている場所がそうだからです・・・ ↓画像は、自画像ですが、左右を反転させてあります。ゴッホの自画像は、鏡を見ながら描いてあるので、実際のゴッホの顔と左右反転されているからです

2023 長崎の対州馬ひん太 卓上カレンダー

【 カレンダーのつくりについて 】 *カレンダー本体は、A4のスケッチブックを半分に裁断したものに、FUJIFILM社の高品質プリント写真と日付部のシールを貼り付けたものに、厚紙で補強した完全ハンドクラフトのカレンダーです。 【 サイズ・枚数 】 表紙、裏表紙、および7枚(両面を使った各月12面) A5サイズ 【 デザインについて 】 各ページ、上半分に、対州馬ひん太のプリント紙プリント写真を貼り付けています。 (印刷ではありません) 下半分は、オリジナル・イラストと

ヴァン・ゴッホの生前、唯一売れた作品である「赤い葡萄畑」

37歳で自死したヴァン・ゴッホにとって、生前唯一売れたのが、「赤い葡萄畑」という作品。 作品は、有名な「耳切り事件」を起こした1888年の12月のわずか一か月前、11月に描かれた。 つまり、「アルルの黄色い家」でゴーギャンと共同生活をしていた時のものである。 この「赤い葡萄畑」が売れたのは、それから1年後の1889年の暮れである。(つまり、ゴッホが自ら命を絶つ、約半年前) この絵を買ったのは、友人の画家であり、また詩人でもあったベルギー人のウジェーヌ・ボックの実姉アンナ・