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2022年3月の記事一覧

溶接に詳しくなり、広島弁が好きになった、家族でお気に入りのマンガ  ~ 「とろける鉄工所」は、教科書の100倍役に立つ

野村 宗弘さんの漫画「とろける鉄工所」は、近所にあったレンタル屋さんで、何気なく借りたもの。 作者さん自身が鉄工所でのリアルなエピソードと、耳あたりが良い広島弁、親しみがもてるキャラクターの要素がそろっていて、家族間でベストセラーとなり、全9巻をセットで購入しました。 家族旅行などの車中では、「とろける鉄工所クイズ」を出し合ったりして、我が家にとっては「大切な共通アイテム」となりました。 そして、 「~じゃし」「わしじゃ~~」「たいぎぃの~~」「わら、なんしよんな」 「わら

映画『ドリーム』(原題: Hidden Figures)は、「人間ていいな、生きていてよかったな!」と思わせてくれる映画

まず原題も邦題も、この映画の内容にマッチしているとは思えない。 たまたまNHKの特集で放映していたので、録画しておいて観たのだが、個人的に「歴代5本の映画」に入れても遜色のいない映画。 表題の通り、見終わった後爽快感があり、「人間ていいな、生きていてよかったな!」と思わせてくれる映画である。 まだ人種隔離政策の色濃く残る時代のアメリカ南部において、NASAの宇宙開発計画に大きな貢献をした黒人女性キャサリン・ゴーブル(この時、夫時ジェームスは脳腫瘍で死去。後に再婚し。キャ