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2021年7月の記事一覧

ルーシー・ボストン著「グリーン・ノウの子どもたち」の中の馬のエピソード

「グリーン・ノウの子どもたち」は、1950(昭和25)年、イングランドのルーシー・M・ボストンによって執筆された。 歳をとってから執筆活動を始めたボストンが「グリーン・ノウの子どもたち」を書き上げたのは58歳の頃で、最初は大人向けとして書かれたものだったのだが、挿絵を入れるという条件は児童書でしかできなかったため、「グリーン・ノウの子どもたち」は、児童書として発刊された。 物語は、親と縁の薄いひとりの少年トーズランドが、クリスマス休暇に曾祖母の住む古い館で過ごすうちに、昔

Live honesty like a horse

クラウス・フェルディナンド・ヘンプフリンク著「馬と踊ろう」”Dancing with horses"by Klaus ferdinand hempfling

馬の調教についての資料は、ほぼありません。あったとしてもそれは極々一部にしかあてはまらない事しか書いてありません。 そして、そのようなものに頼ろうとしない方が結局はいいのです。 しかし、馬は小~中型の在来馬でも体重が300kg前後あり、本気を出せば大人の男3~4人は簡単に引きずりまわす力を持っています。 なんの理論もイメージも持たずに調教に挑むのは無謀以外のなにものでもありません。 まずどんな馬にも当てはまることぐらいは、わかっていないと馬を修復不可能な状態にしてしま