ただの社宅やアパート ・・・ されど誰かの故郷(ふるさと)
昔、ドイツに住む友人がおり、一緒にベネチアを旅した時、ある古いアパートの前にある表示を見て驚きました。
「ここはマルコ・ポーロが生まれた家(アパート)」 ・・・ざっと700年近く前で、日本なら鎌倉時代にあたります。
しかも著名人の生家だから保存しているわけでなく、何百年も残っている住居群の中にたまたま著名人がいたというだけのこと。
「そこまで残して!」とは言いません。湿度や建材・建築の違いはあるにせよ、日本では、あまりにも建物を壊してしまうのがはやすぎるのではないでしょうか