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ちょっといいハナシ

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2021年4月の記事一覧

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ① 自分で学習する時間・その方策

「勉強」「学習」と頻繁にこの言葉を使うが、一日の、いや一年の莫大な時間を割くその言葉の指すものは、「座学」であって、「自学」ではない。 しかし、どう考えたって「人が人生の中で学力を身に付ける勉強・学習」は後者。 その後者である「自学」は、「宿題」「課題」として、一日の大半を使い果たした夜間にゆだねられている。 当然、モチベーションは低いし、その方策もわからない。丸投げなのである。 従って、定着も無いまま、同じような「座学」が来る日も来る日も延々と繰り返される。 わから

ただの社宅やアパート ・・・ されど誰かの故郷(ふるさと)

昔、ドイツに住む友人がおり、一緒にベネチアを旅した時、ある古いアパートの前にある表示を見て驚きました。 「ここはマルコ・ポーロが生まれた家(アパート)」 ・・・ざっと700年近く前で、日本なら鎌倉時代にあたります。 しかも著名人の生家だから保存しているわけでなく、何百年も残っている住居群の中にたまたま著名人がいたというだけのこと。 「そこまで残して!」とは言いません。湿度や建材・建築の違いはあるにせよ、日本では、あまりにも建物を壊してしまうのがはやすぎるのではないでしょうか

私が児童期~青年期に、教育上有益と考えるスキル、コンテンツ

①シーマン・シップ(ヨット) 私の場合、ディンギーから入り、クルーザーヨットで学んだもの。 最も今でも応用するのが、ロープワークのうち、いろいろな結び方を表すノット、ヒッチなど。次は、航海中に得た様々な気象条件、地形(海底を含む)に対処しなければならなかった経験。 ②ホースマン・シップ(馬の調教) 言わずもがな、馬を飼育して、馬に接して得た全てのこと。 馬の世話をすることは、「馬語を話すこと」であり、ここに深淵な世界がある。 ③「ペットボトル・ゴールで行うミニ・サッカー」

この形 馬が 草を 食べた跡

長い間、蔓や草に覆われていた放牧地をきれいにした。 もう馬の姿は見えないのだが、 金網にその姿が残っていた。

「ヨイトマケの唄 」が誕生する元となった美輪明宏さんの少年期~青年期の体験

今日、仕事でお世話になった方は、80歳を過ぎ、独り暮らしをされている女性の方。 結婚もしていないので、「自分が死んだら、お葬式も何もせず、ただ火葬場に持っていってと姪っ子たちに頼んでいる」と言われる。 市役所に長く勤められ、引退後は「音訳」というかなり高度な技術が要求されるボランティア活動もされていたとか。 今は無くなった長崎市立佐古小学校の卒業生で、2学年上に美輪明宏さんがいて、小学生時代からはっとするような美少年でオーラが凄かったという話をされた。 それで、佐古小時