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少しラクに生きるためのヒント

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2022年3月の記事一覧

映画『ドリーム』(原題: Hidden Figures)は、「人間ていいな、生きていてよかったな!」と思わせてくれる映画

まず原題も邦題も、この映画の内容にマッチしているとは思えない。 たまたまNHKの特集で放映していたので、録画しておいて観たのだが、個人的に「歴代5本の映画」に入れても遜色のいない映画。 表題の通り、見終わった後爽快感があり、「人間ていいな、生きていてよかったな!」と思わせてくれる映画である。 まだ人種隔離政策の色濃く残る時代のアメリカ南部において、NASAの宇宙開発計画に大きな貢献をした黒人女性キャサリン・ゴーブル(この時、夫時ジェームスは脳腫瘍で死去。後に再婚し。キャ

馬を飼うと、「一日の重さ」と、「毎日がまったく新しい日である」ことがわかる

若者は「なんて嫌なことばかりの世の中だ!もう死んでしまいたい」と思うのかもしれない。 無理もない世相だ。 馬を飼うと、「一日の重さ」と、「毎日がまったく新しい日である」ことがわかる。 「その刹那、刹那の時間がいかに、貴重で奇跡に溢れたものであるか」、そして「同じ(ような)日など、あるはずがない」ことがわかるだろう。

男子は、少年期から女性の性と、特に「更年期」について深く知っておくべき

「更年期」と聞くと、どういうイメージを持たれるだろうか? 「中年期の一部であり、女性がイライラしやすい頃」ぐらいだろうか? 「更年期」は「中年期」や「壮年期」、「反抗期」などの年齢期を表すものとは全く違う。 そこに、誤解が生じる。日々の小さな誤解が、やがては「修復不可能」な結別・別離・敵対という悲劇につながることも少なくない。 むしろ「更年期」とは、完全な「病名」だととらえてあげた方が、理解が進むだろう。 まずは真剣に「更年期」を調べることから始めるべきである。 「

「まず自分を赦せ。それから他人を赦せ」~ミッチ・アルボム著「モリー先生との火曜日」の中の言葉

全米で100万部を突破したという、ミッチ・アルボム著「モリー先生との火曜日」は、ALSという難病の為に余命の尽きつつあったモリー教授とかつての教え子ミッチとのやりとりを記録した実録。 その会話がお互いに都合のよい火曜日であったことから、このタイトルとなった。 モリー教授は、かつての友人と或ることがきっかけで絶縁してしまい、その後友人が癌で亡くなったことについて触れ、上記の言葉をミッチに説いた。 そう人生は、誤解や仲たがい、怒りの連続なのである。 どんなに修行を積んで、悟