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少しラクに生きるためのヒント

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2021年9月の記事一覧

人間関係も「断捨離」していい ~ 「絶交」は感じ悪いが「No-deal」なら自然体でいられる

「No-deal」は「7つの習慣」で知られるスティーブン・R・コヴィーが提唱するものの1つで、【「win - win」が成立しない場合は、「No-deal」という選択を取ることが理想】と提唱している。 「No-deal」は、「(相手と)合意しないことに、合意する」という意味になる。 さらにコヴィーはこう説明している。 『 お互いの理想や価値観が、明らかに違うなら、無理に取引きしない。 一方が不満な取り引きは、長続きしないし、相互に不信を招いて、互いの信頼残高を減らしてし

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ⑧  教師にふさわしい人間性を養成し吟味するための基本理念

このシリーズの結論的なものだろうと思います。 この基本理念は何であるか?と尋ねられて、明快に答えられる人はいないでしょう。 近代化を焦る明治政府が、ヨーロッパ諸国の非難をかわす為に、型枠だけをとりつくった「教育制度」のツケを未だに児童・生徒が払わせられているのです。 現実的な問題として、我が子が学校でいじめに遭ったり、不登校などという事態に陥った時に、担任に相談しても埒(らち)が明かなければ、校長や教育委員会に相談すればいいと考えるでしょう。 しかし、ほとんどの場合、何も解

いじめと不登校、ひきこもりを克服するには

◎特別扱いしないこと。その他、「子ども扱い」など「 ~扱い」しないこと。 ◎リスペクトすべき存在として接すること。 この2つです。 「なんだそれ」と思われるかもしれません。 しかし、この2つが身近な家族、保護者ができていないことが大半です。 私の旧友は、子どもをやっと授かって、その子が小学校に上がる時に、「何かあったら心配だ」「後で後悔するよりはいい」と言って、毎朝登校する息子の後をつけました。そんなことをすると、逆効果で後に不登校にでもなって、我が子を苦しめること