生存者は見た (2010)

製作国: 南アフリカ
上映時間: 1 時間 15 分 (75 分)
南アフリカ公開: 2010 年 8 月 20 日 (日本未上映)
監督: Alastair Orr
U-NEXT で視聴。

うろ覚えのストーリー

殺人事件の生存者である男と女は警察に供述をするが、2 人の語る内容には辻褄の合わない点がある。

レビュー

再視聴すればよく分かるだろうが、その気力はない
星 2 ★★☆☆☆

殺人事件のサバイバーである男と女が、事件について警察官に供述するシーンと、その事件において殺人者から痛めつけられるシーンが交互に展開される。
話が進むにつれて違和感が生じてきて、やがて話の仕掛けが露わになるのだが、正直にいうと完全にシナリオを理解できたか私には自信がない。
大本の仕掛けはわかりやすく提示されるものの、それを踏まえて、それまでに描写された内容の語られなかった意味や整合性が正しく機能しているかについては、すっきりしなかった。
頭から見返せばより腹落ちするのだろうが、たとえそうしたとしても映画に対する評価は変わらない気がする。

予算の制約からか、カメラがすごく寄っている画面が多く、飽き飽きしてしまった。
全体的に画面は観づらい印象である。

本作は『SAW』の大ヒット後に量産された紛い物のうちのひとつであるらしい。
その割には、スプラッター描写はそこまで直接的ではなかった。


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