見出し画像

親族婚の備忘録。



先日、結婚式を挙げてきました。



神戸北野エリアの会場にて。
親族婚。新郎新婦合わせて25名ほど。


正直、とても不安でした。
今まで親族のみの結婚式に参列したことがなく、
親族だけなのにファーストバイトなんかして盛り上がるのか?
食事中、法事の時みたいな空気感にならぬだろうか

いろいろ考えましたが、こればかりは、やってみないとわからない。


そして当日。


挙式と披露宴、合わせて4時間ほど。
突風のように時間がすぎ、終了。


結論、大盛り上がり。笑


終始、🥹🥺🥹😭😂🥰😋😭

こんな気持ちになるとは・・・
夫婦ともに終始感極まり、達成感と多幸感に包まれ、そしてその余韻も続いていく・・


やってよかった



ありきたりの言葉しかないんだけど、それに尽きた


この気持ち、忘れたくない。
大変だったことも含めて。
そして親族婚ってどうなのっ?て思っていたり、そもそも結婚式をやるか、悩んでいる人へ。届くことがあれば嬉しい。

少しだけ記録しておこうと思います。


※完全に自己満&長文です。悪しからず。



結婚式をやるかやらないか問題


入籍したら、もしくは結婚を意識したら、まずはこの問題が話にあがる。

夫婦互いに、"やろう!"という気持ちが揃っていたら悩む必要ないのだけど、そうでない場合は少しモヤる。

私たちの場合、

私(新婦)→やりたい気持ちはもちろんあるけど、ドレスを着て写真くらいは取れたら満足かなぁ〜(やりたくない人がいるのに無理して挙げるほどではない)
夫(新郎)→写真はいいけど、式はやりたくない(コスト面、準備、親がそんなにノリ気じゃない影響で)

私の母→やって欲しい、(晴れ姿は見たい、夫婦のケジメとして)
夫の親→写真だけは若いうちに撮っときや〜(式をやって欲しいという強い要望はなし。無理しなや〜程度)

こんな状況でした。どうしたらいいのかなぁ…。
そんな感じで、どこか頭の片隅にはありましたが、式のことをあまり考えないように過ごしていると、気づけば入籍から1年半。(引っ越しなどもあり、何かと理由をつけて避け続けてました、)

流石にあかん、ちゃんと考えようと。


ここから”やる”と決断した理由は以下です。

私の母は、人生において、やるべきことはきちっとけじめつけてやって欲しいと思うタイプ。なので、
やらない、という選択肢を選ぶと後々、ずっと引きずられそうな予感もし、良い関係を築いていくためにもやっておきたい。
夫のやりたくない理由が、恥ずかしい、とかではなく、コスト面や準備の大変さであったため、ここをなんとか私たちのキャパ範囲内でできればやってOKということ。

こうして、親族婚をやろうとと決めました。


結婚式場&日時が決まるまで、予算の話


余裕がある人はたくさん見学するに越したことはないと思うけれど、私たちは週末仕事をしていることも多くフェアの参加もできなかったので、

①自分たちがやりたいテーマ・雰囲気が叶えられそう
②アクセスの良さ
③口コミ評価

などなど、念入りにネットでリサーチし、2箇所に絞って直接見学予約をしていきました。たくさん見た方がいいってよく書いているけど、行けば行くほど私は迷うので、絞り込んだうえで1日で決断。

本命の場所はやはり、”ここを超えるところはもうないと思う”と夫もポツリ。隣接する植物屋さんも気に入った。
ただ、神戸で結婚式を挙げるなら誰しも憧れる場所だけあってやはりコストはお高め。

極力コストを抑えられ、気温もちょうどいい時期を探していただき、3月の平日で確定しました👏

親族のみなので、平日開催でも調整してもらいやすく、且つ、平日は他の挙式もあまりないので、貸切だったりするのも嬉しいところ。
春休み期間ということでまだ学生の子達も授業を休むことなく列席してくれました。


親族婚だと、挙式+食事会(自分たちで進行)、でもいいと思ったのですが、
20名を超えるのであれば多少人をまとめて進行する人がいた方がいいとのことで、私たちは通常の披露宴進行を選択。結果自分たちもゆっくり過ごせたので、良かったです◎


テーブル装花やブーケは、頑張らなくていい


最初に入れてくれてた見積もり、なんやってーんっていうくらい、価格詐欺の1つ、披露宴会場の装花。
メインテーブル、どんなイメージがいいですか?と話が進み、いざそれに近いものを見せてもらう。


え、30万!!!!
私たちの見積もりは8万円
全然ちゃうやん!こりゃ無理や。。
一旦白紙に戻す。

逆に、8万円でやるにはどんな感じになりますか?と予算内でできるものをイメージして書いてもらう。
花より葉っぱの方がコストは抑えられるとのことで、葉っぱを多くしてもらいボリュームもありつつコストも抑える方向で確定。

当日。テーブル装花は私たちも当日まで見ておらずドキドキしていたものの、めちゃくちゃおしゃれで華やかにしてくれていました。
さすが、プロです。テーブルが寂しくなることもなく、めっちゃいい感じでした。ゲストテーブルもブーケも、同じようなテイストで、あくまで予算をあげずにお願いをしたけれど、これも十分なクオリティ。
無理に頑張らなくても、こんなに納得のいく仕上がりにしてくださり、頭が上がりません。
予算も希望通りにしたい場合は、あまり多くを言わずお任せするのがいいなと学びました。

スイーツビュッフェはおじさんも楽しい


料理もたくさんグレードがあり、悩む種の一つ。でも、お肉のランクや伊勢海老の有無より、最後にビュッフェがあれば、満足度は超上がると言うことが、見ていてわかりました。真面目そうなおじさんもニッコリ。
私たちはデザートがスイーツビュッフェになるグレードの中で一番安いものを選びました。

ちょっと物足らんかも・・と思っていたけど、最後にみんな楽しそう!これは大正解!


衣装の小物系はメルカリや3coinsで全て揃う。シンプルすぎても全然OK


白無垢やドレス、タキシードの費用は予算に含まれるけど、それに付帯する備品やアクセサリーの費用が実費として重くのしかかってきます。
これも試着をして衣装屋さんと契約するときに初めて知るお金。

はぁ・・ため息がおさまらないけど、揃えるしかない。
メンズ備品は余裕を持って3ヶ月前からメルカリやアマゾンで購入。見えないものは既に持ってるもので代用。
アクセはメルカリで和洋装どちらも使えそうなもの、ピアスは3coinsのgra:juというパーティーシーンに使えるアクセを330〜1000円で購入できた。
皆から褒められたよ◎

夫は、一応白いハンカチを買っていたのに、結局終始ポケットから出してたのは100均の使い古したハンカチ🤣
それモケモケやから!!と、心の中で何回もツッコみました。笑


親族婚でも○○バイトは盛り上がる


これが一番不安だった。。友人の結婚式に参列したときにも、必ずみるケーキ入刀からのファーストバイト。勝手なイメージだったかもしれないが、あれは家族というより友人が盛り上がっている印象。
これ、親族でやってもいいものだろうか。笑
やる直前までそう思っていたけど、一瞬でそんな不安が消えました。

ケーキ入刀からの盛り上がりたるや。

司会者さんもノリにのり、BGMもミセスのダンスホールで最高潮。
司会者さんは打ち合わせの際おまかせとお伝えしたところ、藤山直美さんのような雰囲気のよく喋るおばちゃんのような方。本当にお上手。関西のノリ抜群。

この流れで兄弟のバースデーバイトもしっかり盛り上がり、あっというまでした。親族、皆こんなに盛り上がれるんだとちょっと驚いた。
宴会の雰囲気でした👏


余興に迷ったら、テーブル対抗クイズがおすすめ


親族婚で余興をやるなら、クイズはおすすめしたい!できれば個人より団体戦。
団結すると、会話も増え、熱が入り、自然と声も大きくなり、結果盛り上がっていた。笑
クイズは3問。私の治らない癖。夫の眉毛の傷の理由。夫からもらったプレゼントの中でいまいちだったもの。(参考にならないネタですね)

景品はスタバのギフトカード☕️どこにでもあるお店のものがいいかなと思って。
ユニクロギフトにしたかったんだけど、チャージ3000円からだったので予算オーバー、、

それでも、おじいちゃんとおばあちゃんが、見事スタバデビュー決定👏
クイズも成功でした◎


ウェルカムスペースは、シンプルでも、ちょっと変わってても問題なし!


私たちは前撮りをしてません。なのでよくあるおしゃれなウェルカムボードは作れないし、作ろうとするとうん万円とかかる。少しでもコストを抑えるために、A4サイズで良さげな2ショットをカメラのキタムラで現像。オプション500円でパネルっぽく厚みのあるボードにしてくれた。これで十分。

家にある雑貨を並べ、3輪ほどお花を飾り、趣味で育てている植物も飾り。手作り感満載でしたが会場の雰囲気がいいので良く見えた笑
最後に渡すプチギフトも手作り。カルディのパスタソース(実用的でしょ)
お菓子じゃなくてもいい。企業名見えててもいい。
今までの結婚式でも、何をもらったかより、もらったこと自体が嬉しかったもの。
こうじゃなきゃダメっていう固定概念は取っ払うべきだなと思いました。

親族婚なら、作成物もそんなに負担は重くない


結婚式といえば紙の作成物も多い。これを全てお願いするとなると結構な費用になる為、自作する人も一定数いると思います。私もその1人。
招待状や席次表、メニュー表などなど。これ、70名の挙式だととんでもない数になるけど、20名ほどは意外とすぐにできました。
また、親族だけだとそこまでコリコリにしなくても大丈夫。笑
ピアリーというサイトでデータを作り、キットを送ってもらって自宅で作りました。招待状は1時間、メニューなどは2時間でできたかなぁ。
それ以外の、ウェルカムスペースに使うデザインはcanvaのテンプレートを活用しチャチャっと作る。1日集中したらなんとかいけた。

友達がいると、よく見せなきゃという思考が働くけど、親族は、ありのまま、手作り感満載でも、大丈夫だなという安心感がある。その点とてもありがたかった🙏

まとめ

ダラダラと書いてしまった…途中から節約思考が垂れ流しだ🤣

結論、結婚式を少しでも挙げたい気持ちがあるのであれば、ぜひ我慢せず、諦めず、挙げて欲しい。


結婚式に後ろ向きな夫が、終わってから、

"めっちゃ良かったなぁ。挙げたいって思ってくれてほんまにありがとう"と

"またいつか挙げたいね"

(そんなこと、言ってくれるなんて🥹🥹)


(サプライズ断ったのに🥹🥹   ※冗談ヨ)

ともかく、喜んでいただけたのならそれはこの上ない喜び。
帰ってきたら制作物たちも、もう出番はなくとも嬉しそう。



やってよかった。

本当に。頑張ってよかった。お金のやりくりも準備も。

とにかく、何事もやらずに語ることはできない。
小さなことも大きなことも、機会を逃さずやったもん勝ち。
短い人生、どれだけいろんなこと経験するか。
これからもいっぱいやりまくろ!

忘れられない記念になりました🔔
もしかしたらまた挙げちゃうかもしれない!?


この記事が参加している募集

結婚式の思い出

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?