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ミラー、忘れてませんか?

500系のミラーは、フレームにテレンプを介して挟み込む様にセットされています。その際フレーム各辺の真中辺りに虫メガネでないと見えない程の小さな突起があり、それがミラーを押さえて固定しているという仕組みです。

この小さな突起が大事で、市場にあるボディの殆どがミラーに接していません。要するにテレンプ劣化によりミラーが落ち込んでる訳です。この状態ではレンズからの光が直角に屈折してファインダーに届かないので、ピントが合わないのです。

これを知らないリペアマンも少なくは無く、彼らはスクリーンを削って合わせたりしてます。これではミラーが正規の位置に調整された際、当然ピントは合いませんよね。

ちなみにミラーは絶対拭かないこと。非常に傷付き易いので、ブロワーでホコリを吹き飛ばす程度にしてください。ファインダーを覗くと傷が凄く目立ってしまいますから。


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