おまえはHMCでギンイチになれ(自分用HMCおぼえがき)
よくきたな。わたしはM木・逆噴射インストールだ。これは未来のわたし自身(以下おまえ)のために書いたメモだ。
おまえはあほで腰抜けな上に忘れっぽいので、ニンジャヘッズのつどいことHMCに参加した感想とかおまえへのアドバイスとかをここに書いておく。
まずは見出しだ。
・荷物を減らせ
・店の外観写真を必ず確認しろ
・リストバンドはアリアドネの糸だ
・バッジはドリンクのトークンだ
・財布の中身は千円、五百円、百円だけにしろ
・クラブは暗くまばゆい
・ステータス管理を怠るな
・物理肉体は暑い
・聴覚保護は自己責任
・感想
他にもいろいろあるが、主催のアンナウンスーとか見ればだいたいわかる。
・荷物を減らせ
ロッカーがあるものの、小さく数も限られる。コートを詰めたらもうみっしりだ。おまえはそれでなくても荷物が多いので持ち物は最小限にしろ。
おまえは頼れる参謀キャラのこんな事もあろうかとムーブに夢を見ているが、こんな事もあろうかとのこんな事より荷物で肩と背中の筋肉がオタッシャ重点する確率の方がはるかに高い。
・店の外観写真を必ず確認しろ
おまえはヤバイ級方向音痴なのでかくじつに道に迷う。ストリートービュウーとかをつかえ。
MOGRAはオフィスビルとか住宅街とかの中に突然現れる店だ。外観は奥ゆかしい。クラブの店先は光ったりブンズー聞こえたりしてるだろうとナメていると見失い秋葉原の荒野に果てる。
クラブは扉を開くまでブンズー聞こえたりしない。あのラオモトですらテレビに出る時はニンジャリアリティショックに配慮したのだ。クラブが近隣住民に配慮しないはずがない。
・リストバンドはアリアドネの糸だ
受付で入場料を支払うと、リストバンドとバッジ、HMCの光るカードが手に入る。光るカードはトロフィーアイテムなので大事にとっておけ。
リストバンドは紙でできていて、うらがシールになっている。粘着部分に細かい刻みが入っており、一度貼ると剥がしたやつはすぐわかる構造だ。これがあれば、一度店を脱出してもアリアドネの糸めいて再入場できる。
・バッジはドリンクのトークンだ
受付でもらえるかわいらしいバッジには500円と書いてあり、同額のドリンクと交換できる。
わたしは記念品だと思ってしばらく装備していたが、これはキーアイテムの中でも後で使うキーアイテムだ。オミヤゲやアクセサリではない。
・財布の中身は千円、五百円、百円だけにしろ
ロッカーを使いたければ100円玉を持っていけ。
店内は暗いので財布の中身の視認性は最悪だ。五十円以下の小銭は置いていけ。ポイントカードとかいうなかまをよんでどんどん増えるアイテムも片付けておけ。
財布に紐をつけて首からぶら下げるのはうまいやり方だ。財布とか飛行石とか一つの指輪とかのだいじなものは首からさげておけばだいたいうまくいく。
・クラブは暗くまばゆい
地下一階はさらに暗くミラーボールとか光っている。発光器を持たぬ人間はシルエットにしか見えない。
つまり、ここでおまえが揺れようが跳ねようが誰も気にしない。一挙手一投足に文句を付けてくるスカム上司とかもいない。安心して跳ねろ。
・ステータス管理を怠るな
トイレは各階男女1室ずつしかない。店内に100人いると考えてもトイレに入れるチャンスは25分の1しかない。まだ行きたくないしとか5歳児めいたことを言うと人としての尊厳を失う可能性がある。
となりのトイレが空いているからといって今だけ異性!などと自己暗示スキルで乗り切ろうとすれば社会的死をむかえるだろう。
・物理肉体は暑い
一番人口密度が高いときで夜7時の忍耐装置クラスであった。
だがここは沈黙とサツバツと暴力が支配する忍耐装置ではない。ラブとリスペクトと物理肉体のあたたかみがある。むしろ暑い。
気温とか酸素濃度とか残りHPとかと相談して臨機応変に上下移動しろ。
・聴覚保護は自己責任
MOGRAのブンズーは実家や映画館の比ではない。最初はリオレウスの咆哮めいてひるむが、そのうち聴覚が適度に破壊されてスーパーアーマー状態になる。だがここでナメていると最終的にアカムトルムが来てソニック死することになる。なった。
・感想(逆噴射アンインストール)
ユーストリームーで前回のHMCに参加してアトモスフィアを予習していたものの、物理肉体を工面しての参加ははじめてだ。
まずタグで見かけた人々に物理肉体がある。アイコンでは美少女だったりワンチャンだったりバイオ生物だったりするヘッズたちが、物理肉体はバンデラスだったりホットなベイブだったりする。
さらにコスプレイができるので、ヘッズの物理肉体を触媒にして店内にニンジャが現界する。ニンジャもモータルも仲良く揺れる理想世界が現出するのだ。トレンチコートにハンチングのフジキドが奥ゆかしく揺れてるのを見たわたしは尊みで01消滅した。
なおアゴニィはいないのでDJや観客がオブジェになるインシデントはなくごあんしんだ。
クラブおんがくというのがよくわかっていないが、どうやら低音ブンズー波動により心マめいて外部から心拍と脳波を強制同期して全員を間接LAN直結めいたアルヨ一体感にするものだ。こればかりはユーストリームーでは届かない。
クラブ童貞には知るよしもないが、クラブイベントの中ではかなり自由度が高い方に入るのだろう。決まった振り付けとかない。きみは踊ってもいいし踊らなくてもいいし、スマッホを見ながら揺れてもいい。(よそのイベントでやると囲んで棒されるかもなのでレギュレーションを調べておけ)
開催時間は8時間だが踊り続けるわけではなく、朗読や紙芝居コーナーがはさまる。
この時は床に座って観覧するため足腰へのやさしみがある。なおニューロンへの慈悲はない。
そして、最後にほんやくチームの登場である。ほんやくチームが目の前にいる。スリケンが届く、いや空気感染が成立する距離にいる。
【メモ】短髪で回復魔法とか使えそうな方がユウ=サンで、メガネでサイドを刈っててバフデバフとか使えそうな方がライカ=サンだ。
こうして、当初ビビリ上がっていたクラブ童貞ニボシ野郎も最終的にはダブルキツネサインをかかげて跳ねることができた。
あらためてヤマヒロの「人は一瞬で変われる」が深く染み込んだ。ニンジャソウルが憑依しなくとも、赤漆塗りの銃を持たずとも、人は変われるのだ。
ニンジャスレイヤーのテーマとはこれであったのだと全身で再確認した日であった。
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