「ママ、自分のこと好き?」と聞かれて考えたこと

突然、6歳の娘から「ママ、自分のこと好き?」と聞かれました。

あなたならどう答えますか?

私は、まぁもちろん「えっ!?」とはなったけども、もともと「他人を大事にするためには、まず自分を大事にしないとね!」と思ってるし、「自分は欠点だらけだけど、そんな私も良いよね!」というなぜか自己肯定感は高めなメンタルなので、本心から「うん…好きだよ(^^)」と答えました。

娘はすぐに「○○(娘の名前)ちゃんも大好き!」と。

「テレビで『自己ウケ』するのがいいってやってて。みんな自分がきらいだから自己ウケなんだって。」「(保育園の)先生が、アメリカ人は自分の良いところをすぐに言えるんだって」

と、詳しいことは全然分からないけど、何やら「自分のことをきらいな人が多いらしい」ことと「日本人は自分の良いところなかなか言えないらしい」ことを知った様子。

ふーむ…。

いつから「自分のこと好きなんて言えない」になるんだろ…
日本の子どもの自己肯定感が先進国の中でダントツ最下位なこととか、
日本全体の自殺者は減ってるのに未成年の自殺だけ増えてることとか、
「みんなと同じ」を良しとする風潮とか、
得意を伸ばすより苦手を克服しようとする教育とか、
自分の意見を言うことより「迷惑にならないように」を重視する感じとか…
いろんなことが頭をよぎったのでした。

未就園児の娘。やっぱりこれからだんだんと「日本人」的なメンタルモデルに染まって、自分が嫌いになっちゃったりするのかなぁ…。

これから小学生になる娘。小さな心が傷ついてしまうこともあるだろう。それを思うと私も辛いけど、守ってあげることはできない。でも、傷ついたとしても克服して前を向ける、そんな心を育ててあげたい。どうしたら良いんだろうなー。「できてなくても、あなたそのものが大事で大好き」を、どうにか伝え続ける??

自分や自分の身内を「下げる」のはもはや文化だろうから、それを変えるのはなかなか難しいと思うけど(私も、子どもを褒められてもつい「いやー、家では全然ねww」ってリアクションしちゃうもんなー)、、
テスト前に「全然勉強してないー!やばーい!」とか言いながら満点とるみたいに、「自分ダメなんだよね〜」なんて言いながら実は大好き、みたいな人が増えたら良いな。
って何の話だっけ。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?