京都サンガ2024 Vol.1 ~ロケットスタート~
今年もJリーグが開幕し、早くも2節が終了しました。我らが京都サンガは第一節@柏(△1-1)、第二節vs湘南(●1-2)が終了し、一分一敗の16位で発進しています。「勝点60・得点60・失点45」を目標としたシーズンのスタートとしては非常にさみしい数字ですね、曺監督? 38試合で勝点60を取るには1試合につき勝点約1.6点、つまり2試合に1勝でも足りないぐらいなんですが、そこのところどうお考えなんでしょうか、曺監督?
フォワード考
マルコ・トゥーリオ、悪くないですね。(今のところ)献身性は十分だし、なんとなくですがやってくれそう感も感じます。ただ、ロングボールを収められるタイプではないようです。裏への意識は感じるんですが、それを狙うボールは出てこないので、今のままセンターで活きる気配はしませんね。それってつまり「伯製木村勇大」なのでは?なんて思っちゃうわけです。実際どうなのかはわかりませんが。
個人的には原大智をセンターに置くのも反対で、理由はサンガのCFは前を向いてプレーできないからですね。CBを背負ってロングボールを収めないといけないので、そこに原を据えるのはもったいないと感じます。できるんでしょうけど、前向いてボール持ってなんぼの選手だと思うので。ウィングに置くのもどうなのって感じですが。
よって原山﨑豊川の並びがこのサッカーするならベストなんでしょう。山﨑は点とれないけど一番収まるから仕方ない。マルコは誰か疲れた人と代えとけばいいんじゃないでしょうか。豊川には言うことないです。今年も10点期待してます。
逆刃と化した宝刀
ハイプレス。言わずと知れたキジェサッカーの神髄ですね。とにかくプレスを飛ばして刈る。陣形とか気にせず走って刈る。エナジー迸るサッカーがJ2にはハマりました。が、J1で70試合目が終わって、湘南にすら攻略されている現状、どう見ているんでしょうか、曺監督?
IHの役割過多も土曜日が初めてのことじゃないです。CFを相手GKに突撃させて、空いたCBをウイングが見れば、SBがフリーになるのは当然。逆も然りですが、ここをIHがカバーしないといけないのがキジェサッカーなんですね。今更ですが。設計の段階で無理があるところを、武田・川﨑・福岡が何とかやってくれてたのが現実だったわけですが、もう無理ですよ。J1も3年目ですよ。
ハイラインについてもそうです。土曜日も何回もCBの間を縦ポン一発でやられてましたし。J1のCBがあんなやられ方してちゃダメですよ、ほんとに。そもそも2人の間が空きすぎです。何でああなってしまうのか不思議で仕方がない。
一般論として、前でハメるためには後ろに余りを作れないっていうのはわかります。でもそれって必ず前で刈るのが前提の話で、その上漏れてきたボールは1対1激強CBかスイーパーキーパーが帳尻を合わせることで成り立つもので、今のサンガにはできないと思いますね。
今後に期待すること
とは言っても業突く張りの曺監督。スタイルは曲げないでしょう。それで降格することになってもです。賭けてもいいです。それでも言っておくとするなら、無茶なハイプレスはやめましょう。GKに突撃するのは体力の無駄なので。少なくとも、取りどころを全員で共有できていないときは本当に意味がないです。あとCBの連携。ちょっと何とかしてもらいたいです。「アオアシ」って漫画がおすすめでぇ~。エスペリオンvs武蔵野編を読んでください。
希望はある
安齋くんプロ初ゴールおめでとうございます。3トップなのに純正ウイングが1人もいなかったサンガにやっと入ってきてくれたドリブラーで、素晴らしいオプションになってくれると思います。というかすでになってます。
次いで両SB。やっと見つけた左SBって気がします。鈴木冬一。サイズだけが難点ですがそれは仕方ない。麻田がカバーしてくれるでしょう。あと福田も、この2試合ではディフェンス面が結構伸びている感がありました。難敵続きですが頑張って欲しいです。
忘れちゃいけないクソンユン。2試合3失点で「済んでいる」のは1試合1回のビッグセーブがあるからです。
次戦@川崎
ジュビロと謎の馬鹿試合を繰り広げたフロンターレが相手です。なぜか相性がいい相手…と書こうと思って対戦成績を確認したらそんなこともなく、苦しい試合を強いられそうです。
長々と書いてますが、いろんな事をもう諦めているので、勝ってくれればそれでいいです。とにかく頑張ってください。
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