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最近のこと

忘れ物がひどい。本当に信じられないくらい物や事を忘れる。こないだは、自分で出ると言った文化祭の企画書を、楽器店と打ち合わせまでして、セッティングから完パケまで事細かく丁寧に記載したのにも関わらず、提出を忘れた。他にも、とある遠征のオーディションライブで大阪に行った時は、会場入り30分前に印鑑の必要な出演確認書を書いていないことを思い出し、現地の100均を3つくらい回って「中林」の印鑑を探し回っていた。こういうといわゆる武勇伝らしく聞こえてしまうが、全く誇らしいとも思わないし、本当にどうにかしたいとも思う。そうは言っているが、こうしている今も提出していない課題に追われている。書きながらその事が何度も一瞬脳裏によぎり続けている。いや、分かっているのだ。分かっている。そういえば先日学校の友達に、「何で学校やめないの?」と言われた。急にだったのでその時は勘弁してくださいよとか云々言った気がするが、今になってみれば、外から見て当然の疑問なような気もする。学校で言えば、俺は出さなくちゃいけない集金や課題、プリントだったり封筒を毎回ワンクッション忘れている。さらにもっとひどいと忘れていることすら忘れているので、わざわざ先生に呼び出されて、提出を促されている。その時にしか会わない先生が8人くらいいる。もはやどの先生とすれ違っても嫌な脂汗がかける。いろんな人間の信頼をどんどん失い続けていくだけのこの状況に、何故わざわざ身を置き続けているんだろう。という疑問を友達は抱いたのだろう。考えてもみればそいつからすれば俺はミュージシャンとして活動し、夢もあるし、半ばまだまだではあるが色んな人前に出て叶えつつあるのだし、居場所がここである必要はないとも思うだろう。そんなことは全く考えておらずさっさと辞めてしまえばいいのにと思っているのが百割くらいではあるだろうが、そういうことにしておく。俺の言い分はすごく単純だ。ダサいから、これに尽きる。いやもちろん今でも全然ダサいのだが、そんなことは生まれた時から分かりきっている。どうしようもないダサさなのだ。治そうとしても治らない。治せても多分治さない。何がダサいからなのか、というのもすごく単純で、高校中退して音楽やってます、という人を聞いてどんな人を思い浮かべるだろう。(何か特定の人を指すつもりは全くないが)カラフルな髪、ピアス、刺青、お酒、タバコ、女…。その辺りのいわゆるドロップアウト偏見を思い浮かべると思う。少なくとも俺はそうだ。お酒とかタバコに関しては個人的大ファックであるが別にそれらを楽しむことは俺の知らないところで勝手にやればいいと思っている。というか、俺がちゃんと音楽を志す前、地元のライブハウスやら高校にはそんなバンドマンしかいなかったような気がする。しかしながら流行りの曲をやればチヤホヤされていて、なんか、それが嫌だった。そういえば小学生の頃、めちゃくちゃ絵の練習をしてた時期がある。今は大して上手くはならなかったが、実際当時デッサンはクラスで一番上手かったような気がする。何故練習し出したのかというと、なんか、嫌だったからだ。クラスの片隅で、俺が関わるはずもなかった人たちが、イラストやらアニメキャラの絵を描いて盛り上がっているのが、ほっとけばいいのになんか嫌だった。だから練習して誰よりも上手くなろうとした。多分、音楽もそんな感じで始めた気がする。昔から俺は極度の負けず嫌いだったし、何よりも俺が一番だと本気で信じてた。だから自分より高身長で自分より歌が上手いもてはやされた連中を、髪も染めずピアスも開けず、お酒もタバコもやらずに真っ向から否定してやろうと、そうやって始めた気がする。始めた動機としてはとんでもなく不純だが、インパクトがあるような気がする。しかし最近まではその事をつい忘れていた。自分がもてはやされ出したからだ。中途半端にしか人前に立っていないのに、満足しかけてしまっていた。だから忘れていた。友達がふと「何で学校やめないの?」と聞いてきたところからこれを、初期衝動を今思い出したのだ。だからまた、忘れないようにここに書き留めておく。俺がまた満足しかけてしまった時に上手い事Googleのアルゴリズムがこのリンクを提示できるようには出来ないだろうか。どちらもまだまだ先の話だろうか。

なかよしころし、というバンドを密かに始めました。来て損はないと思われる。
名古屋の民は全員来て

まだ中学生です