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自転車で75時間1000km走る技術2024Day0

 今年もVCRあおばの1000km酷ブルベを走ってきました。
ヘッダーの画像の風景はどこだったのでしょうw

 2023年のものについては以下参照

23年はゴールデンウィークでしたが今年はシルバーウィークの9/20〜23の開催になりました。1000kmブルベについての細かいことは前記の23年版にあります。

コース説明と事前準備

2024年のあおば酷1000kmのコース概要
稲城~宮ケ瀬~富士川~杖突峠~清内路トンネル~高山~富山~上越~長野~山伏峠~稲城

 2023年と2024年のコースの相違点はざっと下記の点になります。

1:序盤の宮ヶ瀬を経由して足柄峠を登り南部町を経由して身延に向かう区間→道志みちから富士五湖を経由して身延に至るように変更
2:大平峠を経由せずに少し南の阿智村を通過する迂回路のような設定
3:富山市街を抜けていく区間を高岡、氷見を経由して海沿いを走るようにした
4:長野市から浅間サンラインへのアクセスを一部サイクリングロードをつかった千曲市、上田市経由→県道35号線(長野真田線)を使い真田の郷を通過してから接続するように変更。
5:災害のため国道18号線碓氷峠を旧道ではなくバイパスを下るように変更。
6:松井田駅付近から富岡へのルートを北側寄りに変更
7:武蔵村山から府中街道への接続ルートを変更

 走行距離は1,006.9km獲得標高13,002m、23年は1,006km13,355mでしたのでほぼ同等といって差し支えないでしょう。つまり、昨年嫌いになった足柄峠が外されたにも関わらず同じくらいということはそれと同等なのがどこかで待ち受けてるということです。やはりあおば酷い。

事前の準備と走行計画

 3/10からブルベシーズンにはいり5/5でSR取得はしておりましたがその後、実家のことであれやこれやとやることに追われたり、猛暑を理由に6〜8月はほとんど自転車に乗れない状況でした。そこに一抹の不安がありましたがまあなんとかなるやろ精神で申込締切日近くに申し込み。機材関係を小刻みに準備しといてキューシートは引き付けてから打つべし(今回もスタート4日前に変更された)。そしてルートを筋引きしてGPSにダウンロード。

ゲームバランスの大変更

 今年の1月にBRMの規定が変わり、そのうち2点についてはかなり影響がある変更でした。ひとつはPC通過の証跡としてデジタルツールが認められました。従来、コンビニエンスストアのレシートがPC通過の証跡に用いられることが多かったのですがデジカメやスマートフォンでの映像が証跡として認められるようになりました(ほかのデジタルツールをつかった方法ってあるのかな?)。
 これは次の変更点『スタート・フィニッシュを除くチェックポイントのオープン・クローズ時刻は走者が時間内に完走するためのガイドとなるものであり、時刻内通過が認定の条件ではない』ということとも関係しているかと思います。要するにスタート時刻とフィニッシュ時刻は決められていますがその間のPC通過時刻に関しては参加者の走行計画に委ねられるということ。従来ですと途中のPCでもオープンクローズ時刻があった(600kmまでは平均時速15km/h、最終的には13.5km/hをクリアできる時間)のでそれよりも早着、遅着した場合は認定されませんでしたが今後は考慮する必要がなくなりました。つまりそこを通過した証明ができるならそれだけでいいことになりました。
 これによって600,1000kmでは宿泊休憩の計画の自由度があがりました。従来ですとPCクローズ時刻を考慮して宿泊場所を確保する必要がありましたが、それを考慮することなく宿泊施設がある街やチェックインの時刻の制限のあるホテルならそれに合わせて走行計画を立てることが可能になりました。

 16年間ブルベを走っていますが、今年の600kmブルベで初めて宿に泊まりました。やはりしっかり休憩を入れることで眠気や体の回復をはかることができとても良いと感じました(それ以前は通しで走ったり、仮眠を少々入れる程度でした)。

 今回の1000kmブルベでは218kmの茅野、610kmの魚津に宿泊して睡眠、回復、充電そして補給をすることにしました。初日が200kmブルベ、2、3日目が400kmブルベといった計画です。
 全てフォトチェックでの証跡になるため補給ポイントは自分であらかじめチェックしておく必要があります。ルート上を辿りながらコンビニや道の駅や公衆トイレそして補給困難区間も洗い出しました。
 同時に自分のお楽しみ立ち寄りポイントもチェック。まぁ寄れるかどうかはその時にならないとわからないですが。だいたいブルベの核心は闇の中にあることが多いですし、、

 Day1に続く、、、

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