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第四回 パチンコ店長ホリット

こんホリ!(流行れ)

今回はいよいよ僕のお仕事「パチンコ屋」さんのことを書いていくよ。


プレイヤーとしては4号機初代北斗の拳からデビュー。
5号機が始まって新鬼武者が出たあたりで今のお店に勤め始めたのかな。もう8年か9年くらい経つね。マジか・・・(呆然)


店長としては実はまだ半年も経ってないのです。

僕のお店は勤務している身からしてもいわゆるボッタ店でした。設定はほぼALL1、パチンコだって回らない。ご近所の人たちが時間つぶしに来るようなお店です。


一番偉いのはオーナーなんだけど、パチンコ・スロットの知識が皆無なので運用する人が必要になります。僕の前任者はもう長いこと、このお店で運用を任されていたんだけどまぁ完全に老害です。

儲かっていたころ(4号機)の頭で運用するから設定を上手く使うという発想がない。昔は設定使っていても利益取れたけど、今は1でも取れないしというのが口癖。当然、お客さんはただでさえ少なかったのが激減。
そんなことが数年続き、経営状況の悪化もあってオーナーは随分と擁護していたけどようやくクビになりました。


残っていた店員のなかで僕は普段からあーだこーだ進言していたのもあって運用を任されることになりました。消去法もいいところですが、何とかしたいという気持ちは強かったです。

僕はずっと打ち続けているし、近所のお店は壊滅的なので電車で1時間くらいかけて打ちにいくようなバカ。当然、機種によってこういう楽しみ方をしてもらいたいという考えは持っています。


許可がおりん

そうです。経営難に陥った状態で設定なんて使おうもんなら死んでしまう、それはダメだとオーナーに言われてしまう。致命的にもう資金がないのです。
勿論、過去のままでは同じだから多少使う分にはいいとは言う。


僕「どこまでなら使っていいんですか?」
オーナー「2」
僕「クソボケ(わかりました)」


ダメなお店というのはやはりそれなりの理由があるのです。
僕は店長としての立ち位置にはなりましたが、やりたいことはさせてもらえませんでした。


与えられたカードを使うしかない

僕はまず、信用を勝ち取らなければいけないと考えました。
僕の考えの通りに運用しても利益は取れる。
その証明をしなければなりません。

2までしかダメなら設定2以上の演出が出る機種になるべく降って・・・
苦心して配分を決めて、それとなくお客さんにもアピールして…


設定1「投資2kで4000枚出るンゴwwww」

オーナー「何だこの利益率は!!!」

僕「wwwwwww」


地獄です。
そう、お客さんの絶対数が少なすぎるので一台でも多少の塊が出てしまうともう利益なんて残りません。
維持費だけは稼ぎたいものの、ウチのお店の機種は変に甘くて低投資で出てしまう。

設定入れたほうが出ない日もあったので、その辺をオーナーに交渉材料として使うしかありませんでした。


状況打開が見えた矢先

それでも僕なりに色々やった結果、本当に少しずつではあったものの、新規のお客さんや常連さんのリピート率が上がりました。利益は増えなくても売り上げは伸びたのでオーナーも多少は僕に任せるようになりました(設定は相変わらず2までしか使えないからパチンコ頑張った)。

もう少しこの状況が続けば、もっと設定状況も良くできるぞ!
そう考え始めた矢先、事件が起きます。

続きは次回で!!!
毎回長くなってごめんね!
いいよ!!!!

ありがと(*‘ω‘ *)

サポートしなくていいからまた見てくれたら嬉しい(*‘ω‘ *)