ZOOM飲みに消極的な理由
この前、久しぶりに友人と再会した。
仕事と関係なく、気兼ねなく話せる間柄の貴重かつ希少な友人で、2年間ほど会う機会が持てずにいた。
緊急事態宣言が発令されているため、ZOOM飲みという形。話し込んでいたらあっという間に3時間が経っていた。「緊急事態宣言が明けたらリアルで飲もう」と約束、本当に楽しい時間だった。
冒頭で「なんでZOOM飲みしようってならなかったんだろうね」と問われ、思わず答えに窮してしまった。
その場では適当に答えたが、シコリのように気になっていた。理由について、少し整理ができたのでnoteに備忘録としてまとめておく。
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つい長引いてしまうから
これは結構大きいと思っている。開催時に心理的負担を感じるからだ。
考えてみれば、居酒屋で開催するときは「ラストオーダー」という仕組みが解散の呼び水になっていた。二次会、三次会に進むにつれて滞在時間は長くなるが、一次会に関しては「○○時にいったん中締めします」と決めておいた方が良さそうだ。(決めていても、30分〜1時間は延びる傾向にある)
家族が近くにいるから
家族に気兼ねして……という意味でなく、ちょっとした家族や育児の愚痴が言いづらいということはありそうだ。
それ以外にも、飲み会では不満や愚痴を吐き出せるのが良かったりする。だけどそれは当事者間で共有されるべきものであって、親しい家族の前ではなるべく話したくないこともあるだろう。
余談だが、たまたま実家に帰省していたときにZOOM飲みをしたことがある。母がよかれと思ってツマミを持ってきてくれたのだが、何となく気まずい思いをした。
家で居酒屋感を再現できないから
居酒屋の料理、お酒、接客、内装、雰囲気、周囲のお客さん……
特別なお店以外では、気にすることがなかったけれど、今思えばどれも「非日常」の体験だった。いくら事前にお酒や食事を用意していても、その再現はできない。人にもよるかもしれないが、「勢いに任せて酔っ払う」ということもしづらい。
ZOOM飲みは、注意が散漫になるのも良くない。気になったワードが出てくるとついブラウザで検索してしまうけれど、距離の近いリアルな飲み会では「それってどういうことですか?」と聴くことができる。(そこから会話が発展していくのも面白い)
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これ以外にも消極的な理由はいくつかある。
そもそも飲み会をするような気分ではなかった、というのが正直なところだ。
気兼ねなく飲み会ができる日を待つのもアリだけど、不確定要素に依存するのはあまりに運任せだ。友人や同僚との関係性維持も大事なわけだし、消極的な理由だけを並べて「開催しない」のもナンセンスだ。
ということで、時々は、色々なコミュニティで「ZOOM飲み会」の呼び掛けをしていきたい。
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