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テレワークの個室問題は、オペレーションが課題解決の「鍵」になる。

テレワーク、自宅以外で「個室」を探すのは非常に苦労するんですよね……。

回転率に着目しているのがユニークですが、オペレーション上の課題がクリアになれば新しい需要を取り込めそうです。

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遊休空間に新たな空間価値を与える空間サービス「TiNK」を運営するtsumugが、ビジネスホテル「サンライフホテル 2・3(博多駅東)」と連携した完全個室の空間サービス「TiNK Desk Solo」を開始した。ユーザーは15分単位でホテルの一室を仕事などに利用できる。

通常の客室利用時には当然ながらベッドがあるが、テレワークとして使う際はベッドは取り払われており、代わりに4Kモニター、オフィスチェア、電源、インターネット、ホワイトボードが設置されるとのことだ。

オペレーションが気になるところだが、今回は実験的な取り組みのようで、昼利用の客室はしばらく宿泊としては使用しないらしい。ただ上手くいけばチェックイン・チェックアウトの時間を外せば、記事にある通り「1.5回転」に近い形で客室を有効利用できる。ホテル側にとっても悪い話ではない。

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コロナがひと段落しても、おそらくテレワークは一定の割合で残っていくはずだ。だがテレワークはテレビ会議(テレカン)が課題で、カフェやコワーキングスペースだと周りの目を気にしてしまう。このサービスのように、個室が気軽に使えると非常に有難い。

実は僕も、無料クーポンを使ってTiNKのサービスを利用したことがある。LINEで簡単にチェックインができるので非常に便利だった。(確か外出先での打ち合わせが延びて、自宅でのテレカンに間に合わないところだったのだ)

そのとき使ったTiNKのスペースは、確か最大4人を収容できる場所だった。「周囲に気を遣えばテレカンしても良いですよ」という感じの規約だったと記憶している。幸いそのときは誰も利用者がいなかったので気軽に利用できたものの、他の利用者がいる中で打ち合わせするのは若干気が引けただろうと思う。

あとは価格ですね。記事にもありますが、スタバのコーヒー代と同程度に収まると非常に有難い。もちろん個室なので多少値段は上がると思いますが、利便性は非常に高いので、実験を経て、ぜひ全国各地で広がってほしい取り組みだと思っています。

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