50歳になっても、ココロオドル歌を。

nobodyknows+が出演するTHE FIRST TAKEを観た。

2004年に発売された「ココロオドル」がスマッシュヒットを記録。この年の紅白歌合戦にも出場するなどnobodyknows+の代表曲といえる。

久しぶりに彼らが歌うのを観たら、すごく良いなあと感動してしまった。それは懐かしさもあるけれど、約20年経っても楽しそうに歌う彼らの姿が格好良いと思ったからだ。

Wikipediaで調べてみると、いま、だいたいメンバーは40代前半のよう。リーダーを務めるDJ MITSUは50歳。50歳になっても、当時の楽曲を歌えるって最高じゃないか。

僕は中日ドラゴンズファンで、名古屋出身の彼らは何度も球団や選手のテーマソングを作っていたので、いわゆる「一発屋」でないことは知っている。それでも、20年も記憶に残る歌を作れるというのは稀有なことだ。

ちなみに、当時のミュージックビデオはこんな感じ。

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僕もカラオケで何回か歌ったことはあるので、歌い出しは歌詞を見なくても口ずさむことができる。38歳の僕が、改めて聴いて心に響いたのは、この部分の歌詞だ。

今 ゴーイング ゴールインより 飛び越し 音に乗り 泳ぎ続ける

(nobodyknows+「ココロオドル」より引用)

何かを成し遂げるよりも、現在進行形で音楽を楽しみ続けている「今」を大切にしよう。

アンコールもフロアを沸かせ、ライブは終わる。でもまた次のライブが始まるから、それまでワイワイと生き続けていこうぜ。そうやって繰り返していく日々が最高だよな。

そんなポジティブなメッセージを感じる歌詞だ。

こんなふうに、僕も日々を生きていきたい。いつまでココロオドル時間を創り続けていこう。そんな気持ちになれた2022年晩夏だった。

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