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7.プロスペクト理論の使い方
皆さんこんにちは! ホリリンです!
今回ですけども、プロスペクト理論についてお話ししていこうと思います。
この内容は初心者向けの内容となっております。
FXの経験者の方は知ってる内容になるかと思いますので購入の際はご注意下さい。
プロスペクト理論とは
プロスペクトは英語のProspectのことであり、Prospectの和訳としては、期待や予想、見込みなどのニュアンスを持つ。
プロスペクト理論はリスクを伴う状況下での判断分析として、米カーネマン氏らが1979年に公表した論文のタイトル名。
プロスペクト理論により、従来の投資効用理論では説明のつかない投資家の判断行動が現実に即した形で解明された。例えば、投資家は収益よりも損失の方に敏感に反応し、収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすい。一方、損失が出ている場合はそれを取り戻そうとしてより大きなリスクを取るような投資判断を行いやすいとされる。
プロスペクト理論は行動ファイナンスや行動経済学と呼ばれる心理学の要素を応用した新たな経済学の分野を切り開いたとして、同氏は2002年のノーベル経済学賞を受賞している。
<プロスペクト理論>
心理的価値とは…心理的に嬉しいと感じたり、
辛いと感じたりする度合い
FXや株など様々な投資において基本的には利益を伸ばして損失を素早く行う「損小利大」が鉄則である。
しかし、多くのトレーダはすぐに利確を行い、損切りが出来ずに放置して「利小損大」になるケースが多く、これが90%以上の投資家が負けている由縁であり、FXなどは負けるという情報が多い訳である。
<図に表すと以下の様になる>
失敗1…人間の心理的に得る事よりも失う事に
対する恐怖があるので
そろそろ下がってくるんじゃないかと
恐怖に惑わされ利確してしまう。
失敗2…100万の利益があったのに下がってきて 50万の利益になると、心理的に利確がしにくくなり再度100万まで利益が上がってくるんじゃないかと期待してしまう。
しかし、一度ピークを迎え下がってきて安値が切り下がってるのでダウ理論的にも下降するので1度50万でも利益を上げる事が合理的である
失敗3…失敗2で利確できずどんどん利益が無くなり最終的に損失になってしまう。
最初に急激な心理的辛さがあるが、損失が大きくなるにつれて、心理的辛さの伸びが減ってくるので、ある一定の損失を超えるとそれ以上の損失は何も感じなくなり、「もうどうでもいいや」と諦めリタイヤする心理状態に陥る。
→この場合、金銭感覚が麻痺を起こしているので、負けを素直に認め損切りする事。その後、何故そうなってしまったか確認する事が重要である。
内容の様に投資においては、どれだけのリスク(損失)を減らしてリターン(利益)を増やす事が重要であり、目先の利益だけではなく、その裏にどれだけのリスクがある事を知っておく事が大切である。
これでプロスペクト理論の説明を終わります!
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