漫画家の作業環境とデスク【トバログさんコラボ】
Youtubeでブロガー・トバログさんとコラボさせていただきました!
僕の自宅の作業場を取材していただきました!まずは動画を是非ご覧ください。
■動画で紹介したアイテムを詳しく紹介します!
Wacom Cintiq Pro 24
デザイナー時代から「印刷時の実寸サイズが画面に表示できる」というのが僕の中ではディスプレイ選びの一つの基準になっています。漫画家になっても単行本作業の際には実寸印刷時にどう見えるのか想定しつつ絵を描きたいので、24インチのサイズを選びました。以前までは板タブ派でしたが、iPadで画面に直書きすることに慣れてきたため、操作感が似ている液タブに乗り換えました。
つながっているPCはコチラ↓
16インチMacBook Pro
https://www.apple.com/jp/macbook-pro-16/
スペックはストレージ以外は最高のものにしています。
60万近くしますが、仕事で一番使うものには金銭的な妥協はしない、というのが僕の信条。投資したら、仕事して稼ぎなおす…!!
12.9インチ iPad Pro
https://www.apple.com/jp/ipad/
僕が使っているのは第3世代のもので、ストレージは256GB。ペーパーライクフィルムを表面に貼っています。
液タブ導入前は、絵描きのメインの道具でしたが、連載を始めるにあたってサブ機になりました。
Apple pencilによる書き味が液タブのスタイラスペンとは若干違うので、用途や気分で使い分けています。外出時のラフ書き、イラストなどで使うことが多め。液タブを使用している時は資料を表示したり、映画を見たりしています。
Q.液タブとiPad、迷ったらどちらを買うべきか?
僕はまず買うならiPadをお勧めしています。
理由は2つ。利便性と金銭面。
●利便性
外に持ち出せる。というのが最大のメリット。家中どこでも描ける、外でも描けるというのは気分転換にもとても良いですし、場所に縛られず、取材旅行をしながら漫画を描くということも可能。
●金銭面
Apple Pencilと合わせて初期投資15万以内で納まりますが、液タブの場合は液タブ単体で20万以上。そこに高スペックのPC、ソフトウェアの購入などで数十万上乗せになってしまいますので、金額的に見ても液タブが良い
Q.液タブとの使い分けは?
液タブ
→原稿作業。入稿を想定したイラストなど。
使用ソフト:CLIP STUDIO、Adobe Photoshop、Illustrator
大きな画面の方が描きやすい。PCでバックアップを取りながら描きたい。
解像度の設定など細かく行いたい。左手デバイスで効率よく作業したい。
Adobeソフトとの連携を行いたい。などの理由で使用しています。
iPad
→ネーム。イラスト。マンガの構想のメモなど。
使用ソフト:Procreate、CLIP STUDIO
理由:外に持ち出せるので、アイデアが出ない時はカフェなどに持っていて作業できる。とはいえ12.9inchの画面ではクリスタなどはやや窮屈。作業できないことはないのですが、長時間の作業をしていると、疲労度が高いため、持ち出し機にしました。
周辺ガジェットなど
MX ERGO(トラックボール)
液タブにマウスはこれまであまり使用していなかったのですが、トラックボールマウスであれば、場所をとらず、手首にも優しいと思い試しに購入してみたところ、とても使い心地が良く、愛用中。
1つのマウスで2台のデバイスにBluetooth接続できるため、真ん中にあるボタンを押してワンタッチでMacとiPadにペアリングを切り替えて使用しています。
BoYata ノートパソコンスタンド
コチラについては別記事書きましたので、是非ごらんくださいませ。
今では液タブの横でiPadを置く台として使用中。
https://amzn.to/3gPVHTH
バンダイのデッサン人形(ボディくん、ボディちゃん)
・30カ所以上が稼働しイラストレーター、絵師が思い描く理想のポーズをつけることができる
・可動制限人間として不自然なポーズになりにくいように可動制限機構を搭載簡単に自然なポーズを取らせることができる
・手や小道具パーツが充実デラックスセットにのみ7種類の小道具パーツが付属しています。(PC、タブレット、モデルガン、模造刀、ペン、スマートフォン、携帯電話)
このフィギュアを使って絵を描いた動画がありますのでコチラも是非ご覧ください!
Kindle Paperwhite
漫画家になってから読書端末としてよく使うようになりました。IPX8等級の防水対応のため、風呂での読書端末としても使っています。いちばんの魅力は目に優しいこと。夜に電気を消してからの読書時間にもオススメです。片手で持てる軽さが魅力ですが、少し滑りやすいので、僕はiRingをつけて使っています。
貼るホワイトボード
ホワイトボードを壁に貼り、ブレストが行えるようにしています。
MOFT Xというスマホケースを使って、壁にスマホを固定し、タイマーをセットします。
https://amzn.to/38Q5kiI
こんな作業場で働いています。
この取材時からも色々と変化を遂げていて撮影用のカメラ、三脚を導入したり、ハンガーラックを取り入れたり、変化しています。
また作業場に変化があったら、noteでお知らせします。
詳しく知りたいガジェットなどあったらコメントくださいね。
ではまた!
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このnoteを書いた人
<お知らせ>
Tポイントを使って、僕が描いた待受イラストがゲットできるファンページができました🎉
https://green-point.jp/projects/horipu
こちらもぜひよろしくお願いします!
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