書評読み『百年の孤独』
『百年の孤独』のどんなところが売れている要因だろうか!?
【書評より】
主要な人物である ブエンディア大佐は、32回の反乱を繰り返すうちに、何のために戦っているのか、わからなくなってしまいました。
自分達に置き換えて考えた場合、いわゆる下積みの単純作業を考えてみます。
将来のために、経験として積み重なって、自分自身の充実した自己実現につながるのであれば、我慢出来るだろう。
でも、どこにも行き着かず、未来はなく、ただ同じことを繰り返すだけなら、精神的におかしくなりかねない。
そんな、先の見えない不透明感が、現代の私達とクロスオーバーさせているのだろうか?
作者のガブリエル•ガルシア=マルケスは、この小説で先の見えない不透明感を表現しようとしています。
日経 2024.08.18.(日曜) 17面
名作コンシェルジュ より
作家:星野智幸
【書評読みについて】
本を読む前に、書評によりアウトラインを掴む。
但し、書評を書いた人の主観に左右されるので、注意が必要になります。
ブログの【Note】で、ハッシュタグ(#)機能を使って検索し、書いた人の内容を参考にする方法もあります。
【Wikipedia】
【百年年の孤独/読み解き支援PDF】
【Amazon】
2024.08.19.