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「コミュニティデザイン」の概念:山崎亮さん

『コミュニティデザインの時代』
山崎亮 著
中公新書 (2012.09.25)

そもそも「コミュニティ」とは

【wikipedia】

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BD%93

先ず、これまでの「コミュニティデザイン」の歴史的な流れについて、以下にマトメてみました。

第2章
6. 変化するコミュニティデザイン
pp.114〜130.

1) コミュニティ1.0
1960〜1970年ごろ
生活の入れ物のデザイン
ハード整備によってコミュニティを創り出すと云う発想
「建築することの最終目的は人間関係の確立だ」
ヴルター・グロピウス(独)

【wikipedia】

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%94%E3%82%A6%E3%82%B9

2) コミュニティ2.0
1980年代
「公共施設のデザインは、将来その施設を使う住民と共に考えるべきではないのか?」
ランドルフ・T・へスター

【wikipedia】

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BBT%E3%83%BB%E3%83%98%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

3) コミュニティ3.0
2000年ごろから
「ハード整備を前提としないコミュニティデザイン」

コミュニティ1.0
コミュニティ2.0
コミュニティ3.0
現在は、それぞれ並列して取り組まれています。

このように 3つの過程を踏みながら、現在は「コミュニティ3.0」と云われるステージにあります。

ハード整備を前提としない「コミュニティデザイン」
2020年代
新しい「コミュニティデザイン」の考え方

▷ "まち"のコミュニティの核としての公共施設
▷ 所有と利用(所有と経営)の分離
▷ 使う人達が、意識を変えて使わなくては 良いデザインに ならない

【Note】2020.01.22.
学び直し「コミュニティデザインとは」