見出し画像

『持続可能な発展の話』②

7月22日の日経新聞読書欄に掲出されていました。


『持続可能な発展の話』冨永健太郎 著
岩波新書 (2023.05.19.)

『持続可能な発展の話』② 

一度 読んで、Noteにマトメていたが、あらためて読み返し、著者の この本に対する思い(意図)が、わかりました。

【以下】
経済学的な観点で環境問題を論じようとすると「環境保護か開発か」「個人の利益か公共の利益か」と云う二元論的に陥りがちだ。

この本の著者は、そうした単純な論ではなく、先ず「環境ガバナンス」や「コモンズ」などの基本的な事柄を解説し、その上で「プラスチックごみ」や「再生可能エネルギー」「生物多様性」などの旬なテーマを取り上げて、あり方を検討する。

環境破壊を食い止めようと思ったら、人々の心がけやモラルに訴えかけようとするだけでなく、市場と政府における意思決定を変えなければならない。

『持続可能な発展の話』①

【持続可能な発展とは?】
昨今、環境問題や持続可能な社会といったテーマに 、身の回りの危機を訴える出版が目に入る。
SDGs を含め、今の状況は熱狂?それともただの流行り?
そんな問題提起を受けながら、じっくり読んでみよう。

岩波新書編集部
社会科学を語る言葉/語る人

Note記録

① 2023.06.03.
① 2023.06.04. 加筆
① 2023.07.22. 追記
① 2023.07.23. 加筆
② 2023.07.24. 加筆
今後も、機会を見て 随時 加筆・修正していきます。この後、しばらく「つん読」で発酵させておきます。