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『強い地元企業をつくる』を読む

『強い地元企業をつくる』近藤清人 著
学芸出版社 (2018.05.10)

はじめに

地元企業が「自分の中や地域に存在する資源」を徹底的に考え抜き、事業者が楽しみながら仕事をして潤っていく。
それこそが、スピードは遅くても確実に地域が活性化していくための答えです。
p.17

地元企業が元気になれば
地域も元気になる

中小企業数の 2011年〜2013年 の売上高減少が顕著。
2008年のリーマンショックの落ち込みは、2009年〜2010年で回復している。

大企業は、2009年の底打ちから微増ながら横ばい傾向。

中小企業の特徴は、大企業などの下請け(OEMなど)や自社商品の開発・販売を行うことで業績を伸ばしてきた。

後者の自社商品を開発・販売する中小企業が地域経済を支えている場合が多い。
例えば、酒造メーカーや地域の工務店など、地元の消費者が主な販売先である企業。

変わってきた地元企業の役割

価値の創出 
① まだ価値を知らない人に伝える
② 地域を支えていくサービスに取り組む

事業に正解は無い
その事業者が どのような想いを持って、何のために働いているかが伝わることが重要。

元気な企業の3つの条件
① 使命感:どうしても成し遂げたい
② らしさ
③ 発信力

経営者の年齢の山 (20年スパン)

事業承継「第二創業」
すでに事業を営んでいる事業者において、後継者が業態転換や新分野に進出すること。

後継者が地元企業を生まれ変わらせる (承継起業)

地域資源を活かす

承継起業のための3つのステージ
① 何のために仕事をしていくのか
② 想いを伝えるためにデザインする
③ 共感者と繋がる (お互いにスキルアップする)

地元プレイヤー達の連携

支援機関 金融機関 コンサルタント

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2021.12.03.