人間五十年 激痛無効化スキル+ギガ胆石アビリティ獲得
2月3日 56歳の誕生日
今思えば、その1ヶ月前ほどから異変は始まっていました
右上背部の痛み
仕事の姿勢が悪い職業病と思って気にせずいました
痛くなっては引っ込んでを繰り返し
なんだろう肝臓なのかな？
さて
かの織田信長が好んでいたと言われる敦盛の一節「人間五十年、化天のうちをくらぶれば夢幻の如く也」
これ最近の研究では「人間(じんかん)五十年」と解釈される方が自然と言われて「人間(にんげん)五十年」というより
人の世でいう五十年のような解釈に変わっています
それでも大体意味は同じです※諸説有
「人の世でいう五十年(人生五十年)など天上界の時間に比べたら夢か幻のようなもの」
天上界と比べれば、まぁそうなりますね
上杉謙信48 織田信長49 武田信玄52
北条氏康56 豊臣秀吉61 徳川家康73
没年齢 参考資料:https://sapmed.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=10849&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1&page_id=13&block_id=21
“「北条氏康タメじゃん！
タメでなくなってるじゃん！」
知略家で「勝って兜の緒を絞めよ」のあの人
なんか親近感湧いてくるー”
私は人より恵まれた体躯を授かり
五体満足で生まれ出でたものの寿命は「人間五十年」で終わっていて
余生の段階に入ったんだからなるべく健康に楽しく生きようと思わせてくれた今回の出来事が...
胆嚢炎 胆石症 発症
発症と思われる金曜日の夜
右上腹部に激痛
食欲ゼロ
翌日土曜日朝7:00まで苦しみ続けて
歩いてかかりつけの病院へ
「なんでもっと早く来なかったの？」
あー、そういえば20代の頃腸閉塞を患った時に痛みを我慢しすぎて
「あと1時間遅れてたら死んでましたよ」といわれゾーッとしたことがありましたな
今回も我慢しすぎだった様です
ですが手術ができる都立病院への紹介状と頓服の痛み止めを2日分持たされて帰宅
奇しくも土曜日早朝
まだまだここから月曜日朝まで痛み苦しみ続ける事をなぜよしとしたのか
今ではわかりません
※こういう場合みなさんは救急車呼んだ方がいいです
金曜夜発症から月曜の朝8:30までほとんど一睡もできず、何も食さず、激痛ランキングの中でもかなりの激痛と言われる胆嚢炎 胆石症
入院の手続き、検査
全身麻酔手術にするのかドレナージ法(脇腹から針で胆嚢までドレーンという管を通して胆嚢の膿を抜いていく方法痛い)にするのか
結論から言いますと私は両方うけました。決して先生を恨んでおりません
先生方の手術のスケジュールに文句を言うつもりもありません
ドレナージ処置は30分ほどです。局所麻酔してると言っていましたが私は切腹してるのか？と眼前に桜の花がまった様な気がしました。
1日様子を見てうまく刺さっていないことがわかりドレナージ失敗。
翌日手術となりました。
もちろん全然恨んでませんしまったく平気です
この最終奥義にまで辿り着いた事が私の喜びです。
※手術前日にドレーンを抜く時に「だから手術してくれって言ったんだよ〜！」的な事を叫んでいた様な気がしますうっすら
翌木曜日手術開始
全身麻酔なので余裕のよっちゃん
腹腔鏡手術だしすぐに退院だななどと屁をこきながら麻酔で落ちて起きると予定時間3時間を上回る5時間の大手術
(だからかー)
イェイ
胆嚢全取り！ギガ胆石ゲット！
ゴルフボール代の胆石があるのは30代からわかっていて痛くなったら手術しましょうと言われていました
看護師さん達も普通は砂粒とか1cmもないほどだと言っていました
学会に寄付しなくていいのか？
記念にいただきました
オペ室から出ると待っていてくれた嫁が全身麻酔が効いていて口が鯉みたいにパクパクしていたと笑っていました
最後の戦い
無事病室に戻り手術の麻酔も切れてくると術後の痛みとの戦いです
今までの痛みに比べれば平気の平左とばかりに鼻歌まじりに寝入ったいたら夜中に鈍痛から激痛ナースコール連打
最強の痛み止めをオーダーしていました
よく朝は少し落ち着いた様ですがまだ痛い一日中ウトウトしながら睡眠不足を補いつつ最初に酸素マスク
次に心電図
次に点滴を抜いてもらい最後のラスボスです
ドレーンふたたび
術後は体内から出た滲出液や血液を体外に排出するドレーンをつけているとは聞かされてないというかついてる
こいつを抜けば終わりというのと
こいつ抜く時アレぐらい痛いのか？(経験から学ぶ愚者なのか)という思いで気もそぞろです
ドレーンは意外にあっさりでした
ラスボスっていうから強いと思ったらそうでもなかった感があるゲーム達みたいです
徐々に各所の痛みもなくなり
術後2日で食事も口からになって水分も自由
全く問題なくスタスタ歩ける様にまで
なりましたがとにかく痛みを感じない時間が1mmもないほどの1週間でした
明日退院決まりました
2日ほど休んで仕事に復帰しようと思います
人生はいろいろあります
人間五十年
余生をのんびり生きていこうと思います
ご心配してくださった皆様には心から感謝申し上げます🙇🏻♂️
ありがとうございました
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