見出し画像

【2021年4月】リップルの現在の値動き・チャート

リップルの2021年1月〜4月までの価格を見ると、リップルは40円〜70円で推移しています。

なお、過去のトレンドで見た時に、特筆すべきは2020年12月の激しい値動きです。

この値動きの主な要因として、米国証券取引委員会がリップルとCEOなどを証券法違反で提訴したのです。

原告側の主張としては、リップルが2013年から7年間に渡ってアメリカの有価証券登録を実施せずにリップルを販売し、1300億円を超える資金を調達したという内容です。

この主張に対し、リップルCEOのガーリングハウス氏が、SEC長官は暗号資産業界のイノベーションをビットコインとイーサリアムに限定するつもりであり異議を申し立てる、と激しく反論したのです。

リップルの販売に対しては、アメリカ国内で厳しい監視及び規制が継続されていることもあり、ガーリングハウス氏は強気の見解を述べていました。

ちょうどこの時、ビットコインやイーサリアムと同様に、リップルも価格を上げていました。

この想定外のニュースによって、投資家だけではなく取り扱っている交換所も大混乱に陥ったのです。

最大0.79まで上昇したのですが、徐々に値を下げて2020年末には0.17ドルまで下降しました。

2020年末に価格が大きく乱高下している

1月に入って一進一退の状況が続き、強気派が20日EMAを守った後に、弱気派はXRPを0.245ドルのサポートの下に沈めようとしている状況です。

しかし、2月に入ってから状況が一変し、価格が徐々に上向きに変化していきました。

2021年4月現在においても訴訟は継続していますが、価格は徐々に持ち直し急上昇を遂げています。

リップル社は東南アジアでのビジネス展開に力を入れており、訴訟が特に影響しないという意見も出ています。

国内ではOK Coin Japanが4月よりリップル(XRP)の取り扱いを開始し、訴訟中であっても上場させるという強気な姿勢を見せています。

情勢はかなり不安定と言えますが、着々とリップルの経済圏の開発は進んでおり将来を期待している投資家も多いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?