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G線上のあなたと私 第3話 理人の表情が尊すぎる

“居心地のいい場所を一つ作っておきなさい。人生はとても楽になる”という言葉がありました。失いたくない場所を涙で訴える後半の場面につながるし、この作品のテーマでもある言葉ですね。

「G線上のあなたと私」第3話。理人の表情のみならず、見応えありすぎの展開でした。

幸恵の義母が倒れる

第2話で「そもそもあなたたちと同じフィールドにはいないの」と話した幸恵。それがさらに現実的な状況となりました。

一方で風呂掃除をしていると「あんたさ、親の面倒みようなんて思わなくていいからね」と母に言われる也映子。実家で暮らし家族に守られている也映子と家族を支えなくてはいけない幸恵。この対比の演出!ホントに色々な場面に布石を打つドラマだなぁ。

夫が払い忘れの支払いを押し付ける他愛のない描写からも、来週以降の幸恵の状況を予感させますよね。医師に「これからは家族のサポートが必要です」と言われていたけど、この夫は口だけで介護なんてしないだろう、幸恵に負担が大きくかかるだろう、じゃあバイオリンはどうなる?也映子達とのフィールドの違いがより一層際立ってきました。

幸恵のいない発表会

出会って約半年の3人で積み上げてきたもの。たった半年だけど、3人にとって大きな意味のある期間だからこそ、エアバイオリンで演奏する幸恵と発表会の2人が重なる場面は泣けてしまった。

居酒屋で打ち上げ

今回の也映子は相手を肯定して尊重しているところがすごく良かった。発表会直前、眞於と兄の前で自信を持って演奏できるように「かっこいいよ」と励ます姿。理人の眞於へのまっすぐな思いと努力を認めて「眞於さんを好きだったことは間違いじゃない」と肯定する姿。傷ついた人に対してあんなに寄り添った言葉を自分は言えるだろうか。メガネびしょびしょで語る也映子を見ている理人の表情がすべて物語ってる。だから、この後の理人の行動も納得できるわけです。

理人という存在の尊さとシャッター壁ドン

シャッター壁ドンからの「今日かわいいから」。もう、何も言うことはありませんよ。理人は私達をときめきで殺す気だね?

とにかく第3話は理人の表情を堪能しましたよ!スパルタの顔、発表会で也映子にバイオリンに印をつけられる時のちょっとドキッとした顔、打ち上げで刻々と変わる表情etc。全部写真に残しておいていつでも見れるようにしたいほど。やっとわかった、尊いってこういうことを言うのね…。

気になる相手に何気なく掴まれる手がどんなに危険かわかっているのか理人。そんなことされたら確実に、恋に落ちてしまうんだよ。

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