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1518「Horace Silver and the Jazz Messengers/ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」

ナレーターの堀川輝幸と申します。
ジャスを深めたい!と視聴記録をnoteにまとめてみることにしました。
まずは基本中の基本、ブルーノート1500番台100枚を順番に聴いてUPするチャレンジ中。聞く中で知らないプレーヤーとの出会いや、楽器、ジャンル、時代背景など、見聞が広げたいと思っています。
当方は聴く専門で、音楽理論等の知識は有していないので専門的なことは分かりません。その分素人意見の解説、感想と言った感じで親しんで貰えると嬉しいです。


今回はBLP1518「Horace Silver and the Jazz Messengers/ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」(1956)

ピアノのホレス・シルヴァーと、アート・ブレイキー(ドラム)率いるジャズ・メッセンジャーズの作品です。

「Horace Silver and the Jazz Messengers」(ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)は、1950年代に録音された重要なジャズ・アルバムで、ハード・バップの歴史において非常に重要な作品です。このアルバムは、ピアニストのホレス・シルヴァーとドラマーのアート・ブレイキーによって結成された「ジャズ・メッセンジャーズ」の最初期の録音のひとつです。

### アルバムの背景
- **リリース年**: 1955年
- **レーベル**: ブルーノート・レコード
- **スタイル**: ハード・バップ
- **メンバー**:
 - ホレス・シルヴァー (ピアノ)
 - アート・ブレイキー (ドラム)
 - ハンク・モブレー (テナー・サックス)
 - ケニー・ドーハム (トランペット)
 - ダグ・ワトキンス (ベース)

### ハード・バップとジャズ・メッセンジャーズ
ハード・バップは、ビバップから発展したスタイルで、ブルースやゴスペル、R&Bの影響を受けたリズム感やメロディを特徴とします。このアルバムは、そのジャンルの発展において重要な役割を果たしました。ジャズ・メッセンジャーズは、その後アート・ブレイキーがリーダーとして続けたグループで、長年にわたり数多くのジャズ・ミュージシャンに影響を与えました。

### 代表的なトラック
- **"Room 608"**: アルバムのオープニングを飾るこの曲は、エネルギッシュなリズムとキャッチーなメロディが特徴です。
- **"Creepin' In"**: ブルースの影響を受けた曲で、シルヴァーの特徴的なピアノスタイルが際立っています。

このアルバムは、ジャズの歴史において重要な位置を占める作品であり、ハード・バップのエッセンスを感じられる一枚です。

曲順
1 ルーム 608 (MONO)
2 クリーピン・イン (MONO)
3 ストップ・タイム (MONO)
4 トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン (MONO)
5 ヒッピー (MONO)
6 ザ・プリーチャー (MONO)
7 ハンカリン (MONO)
8 ドゥードリン (MONO)

収録日時
1954年11月13日 (#1-3, 8)
1955年2月6日 (#4-7)

渋くかっこいい、王道のジャズという感じがします。ピアノ、サックス、ドラム、どれも負けていない音のぶつかり合い、ジャズの熱い時代を感じるアルバムです。

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