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読書メモ :計装2021年8月号 事例に学ぶプロセス計装機器の運用 -現場力向上とさらなる進化

読書メモ :計装 事例に学ぶプロセス計装機器の運用 -現場力向上とさらなる進化
〇引用
⇒コメント

〇三菱ケミカル
弊社事業所では、横河電機のDCS が主に運用されているが、更新時にIOをHART対応で更新
⇒更新は高額であり、そこに新しい価値をつけて提案し、認めてもらうのは、難しいと思う。それができているのが、素晴らしい。

〇定期修理前半に、オンライン診断の結果で異常が認められなかったため、整備を延期した調節弁の健全性を確認する目的
〇定期修理交換に行うループテストを自動で行い。、工程短縮やバンパーを削減する目的。
⇒定期修理前半で、整備をする/しないの判断ができるのが大きなメリットだと思う。一方で、調節弁などは取り付け取り外しの足場の事前工事があり、その事前工事をどうしてるのかを聞いてみたい。

〇PID 制御の演算結果により操作端がフェイルセーフ方向へ動作するようにバーンアウト方向を設定する。
⇒操作端がフェールセーフ方向へ動作すること自体が、本当に安全なのか、その辺の見極めが難しいところだと思う。

〇この通常の変化以上のプロセス値の変動を検知した場合に、計装機器の異常として検知する。
⇒いかに通常の変動を小さく絞り込むか 、過去データからどこまでが正常なのかの閾値を決めるところがポイントだと思う。

〇プロセスダイナミクス第2回
オンライン PSI そして周波数解析エンジニアにとっての見せ所は、今までのような手間暇かけたプロセス運転の安定性/不安定性の評価ではなく、一歩進んで、不安定だと同定されたユニットでの不安定要因の同定と原因の追求になるだろう。
⇒不安定要因の原因を推定するよりも、まずは安定してるのか不安定なのか、そこを知らせてくれるだけでも大きなメリットになる。まずは、プラント主要構成部分の安定/不安定のお知らせ。

⇒プロセスダイナミクスの連載は、尊敬するProActsの和田哲也さんの短期連載。やりたいことを、サクサクっとプログラミングできるようになることを、目指したい。遠い目標。

終わり

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