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【2022北京パラリンピック】運命を受け入れ、打ち勝つ心が、アスリート魂を培うと思っている

・【パラリンピック】の素晴らしさをもっと伝えたい

こんにちは、堀井学です。

混迷の世界情勢の中を北京パラリンピックがスタートし、選手達の熱い活躍に毎日感動しています。 彼らの動きを見ていると、本当に障害を抱えているのかと 疑うほどのパフォーマンスで私達を魅了してくれます。パラリンピックについて、私は、日本中のこども達や、障害を抱えて苦しむ人達に、もっと伝えなくてはならないと感じています。マスメディアにも、もっともっと取り上げて欲しいと日頃から思っています。

前回の投稿で、日本のスポーツ界におけるこどもたちの教育についてと、私自身の幼少期のお話を少し書かせていただきました。

一人っ子で甘えっ子だった私の自立心を早く身につけさせようとしてのことか、両親からは過保護にされることなく、むしろ、私が多少寂しい想いをしても、突き放されるかのような教育法で育てられました。

アスリートの道に進むことに、最初は猛反対した両親でしたが、私の決意がゆるがないことを理解してくれると、一転して、応援し続けてくれました。そんな私は、1994年のリレハンメルオリンピックで銅メダルを獲得することができましたが、次の’98年の長野オリンピックでは苦汁を飲むことになったのを、まだ、記憶している方もいらっしゃるでしょう。


・失意の私を立ち直らせてくれた、パラアスリート

長野オリンピックで惨敗し、失意にあった私の心を動かしたのは、 難聴のテストジャンパーでした。だからこそ、パラリンピックの応援に力が入ります。 私が立ち直ることが出来たように、今、辛く苦しむ人を立ち上がらせる力がパラリンピックにはあるからです。

当時のどん底だった自分については、先日、高梨沙羅選手へ寄せる言葉とともに「Biz SPA!」に寄稿させていただきましたので、ご興味のある方は、よければそちらもご覧ください。

たとえ、メダルには届かなかったとしても、あきらめずに必死に頑張る選手の姿は、胸を打たれ、自然に涙が溢れます。今、自分の抱えている問題の小ささに、こんなことで悩んでいてはと、思考を変えてくれます。まだまだ、頑張らなくてはと、勇気をもらえる。パラアスリートは、絶望の淵からあきらめずに挑戦してきた 「真のアスリート」だからでしょう。そう思いながら、応援しています。


堀井 学 拝


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