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堀口切子 PEOPLE

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堀口切子に関わる人々について
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記事一覧

小林菊一郎 Kikuichiro Kobayashi

大橋徳松とともに近代の切子職人を代表する1人とされているのが、堀口硝子の創業者・堀口市雄…

大橋徳松 Tokumatsu Ohashi

近代切子界において大御所の一人であり、"職人中の職人"と称されているのが大橋徳松です。明治…

エマニュエル・ホープトマン Emanuel Hauptmann

「江戸切子」と言えば日本の伝統工芸ですが、意外なことにルーツのひとつは英国とされています…

坂本 優輝 Yuki SAKAMOTO

1998年、北海道に生まれる。留萌高等学校卒業。高校在学中、江戸切子に興味を持ち、堀口切子で…

三澤 世奈 Senna MISAWA

1989年、群馬県に生まれる。明治大学商学部卒業。大学在学中、三代秀石 堀口徹の作品に感銘を…

三代秀石 堀口 徹          Shūseki (III), Toru Horiguchi

1976年、東京都に生まれる。二代目秀石(須田富雄 江東区無形文化財)に江戸切子を師事した後…

二代目秀石 須田富雄    Shūseki(II), Tomio Suda

1985年に二代目秀石の名を受け継いだのは、初代秀石の一番弟子であった須田富雄氏でした。須田氏は1924年に生まれ、初代秀石である堀口市雄氏の弟子となります。12歳の年齢差であった初代秀石は、須田氏にとって師匠であり、同時に父や兄のような存在でもあったと言います。厳格だった初代秀石とは対照的に、須田氏は温厚で寛容な人物でした。しかしながら、加工に関してはどこまでも厳しい一面を持っていました。 伝統的な文様を正確、緻密に切り上げる作風は、二代目特有のものでした。 初代、二代目

初代秀石 堀口市雄       Shūseki (I), Ichio Horiguchi

秀石という号は、三代秀石である堀口徹の祖父にあたる、堀口市雄氏が付けたものです。市雄氏は…