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インフルエンサーブランドが次のビッグブランドになる

インフルエンサーブランド盛り上がっていますね。
例えば、Mr.BeastのMr. Beast Burger。

これまでは実店舗を持たないゴーストレストランとして急拡大してきましたが、昨年ニュージャージー州に店舗をオープンさせたらこの人気。

サイトをみてみると、まあ普通といえば普通のハンバーガーなんですが、こういった盛り上がりをみるとちょっと食べたくなるのは不思議なものです。

また、最近ではイギリスとアメリカの人気YouTuberが立ち上げた「プライム」というエナジードリンクも人気です。

イギリス・アメリカについで、先日オーストラリアでも発売が開始され、ティーンが争うように商品を買っています。

自分の子どもも学校でプライムが流行っているらしく、どうしてもプライムが欲しくて、海外にいる親戚に買ってもらったりしています。

日本でも最近ヒカキンさんが、ラーメンを出していましたね。

かくもインフルエンサーブランドの勢いはすごく、時代の象徴とも言える現象が生まれています。その秘訣はインフルエンサーが持つ膨大なフォロワーとその熱狂的なファンにあります。このファンがいることで、マーケティングの概念が変わってきています。

簡単に言うと、

これまで「商品が売れる→ファンが増える」
        ↓
これから「ファンが増える→商品が売れる」


ということなのですが、ビジネスにおいて最初に顧客を獲得してから事業を始めるという新しいアプローチが生まれつつあることを示しています。

インフルエンサーたちの魅力は、伝統的な広告やメディアチャネルに頼らず、彼らの巨大なネットワークを利用してビジネスを展開することができる点にあります。MrBeastのような人気インフルエンサーは、企業とのパートナーシップを通じて簡単にスタートし、ビジネスを急速に拡大することが可能です。

また、インフルエンサーが簡単にD2Cブランドを作れるサービスなどもたくさん出てきているところも、このインフルエンサーブランドの盛り上がりを支えています。こちらは、最近$16M調達したことを発表したPietraの記事。

先日のnoteでも書いたのですが、このインフルエンサーブランド現象は、人々が情報そのものよりもキャラクターやその背後にあるストーリーに関心を寄せていることを示しています。

インフルエンサーブランドの成功に学ぶことは、決して少なくありません。この考え方を利用して、私たち自身のビジネスやプロジェクトにも新たな発想やアイデアを取り入れることができます。

インフルエンサーブランドの成功から学ぶべき重要なポイントは、顧客との強いコミュニケーションです。インフルエンサーは、ファンやフォロワーと密接な関係を築いており、彼らの意見や要望に対して敏感です。これは、私たちが自分のビジネスやプロジェクトにも取り入れるべき姿勢であり、顧客やクライアントとの信頼関係を築くために欠かせません。

さらに、インフルエンサーたちは、常に新しいトレンドや流行に敏感であり、それを取り入れることで自分のブランドを継続的に成長させています。これは、私たちが仕事や日常生活で、新しい情報や知識を積極的に取り入れることの大切さを教えてくれるでしょう。

インフルエンサーブランドの成功を見ながら、私たちも新たな視点や発想を取り入れ、仕事や日常生活をより豊かにしていきましょう。

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