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【Tips10】よりよいコードの書き方を知る
自分が書いたコードについてフィードバックをもらうことは、スキルアッ
プには非常に有効な方法です。スクールに通ったり経験者の方にメンターと
して教えてもらったりすると、自分の書いたプログラムに対してもっと上手
に書く方法をアドバイスしてもらえます。よりシンプルな書き方や、特殊な
ケースにも対応できるコードの書き方についてのアドバイスをもらうこと
で、現場に近い実践的なスキルを身につけることができます。
ChatGPTにコードの改善点を聞く
ChatGPTにも同じようなアドバイスを求めることができます。自分が作
成したコードを提示して、よりよい方法がないか提案してもらいましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1716971808788-LUkbW6wPp6.png?width=1200)
上記のコードについて、もっとよい書き方があれば教えてください。
提案されたコードは特定の生徒名に対してのみ対応できる形となっています。しかし、もし将来的に新しい生徒が増える場合など、より柔軟に対応できるようにするとよいでしょう。
以下は改善案です:
![](https://assets.st-note.com/img/1716971807164-hPa7jG15Ka.png?width=1200)
この書き方を使用すると、どんな生徒名にも対応できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716971807885-ZIxFMpyAIo.png?width=1200)
この方法で、新しい生徒が増えた場合でも、追加の条件分岐を書く必要がなくなります。
ここでは例として生徒名を渡すと挨拶を返してくれるプログラムを
ChatGPTに共有し、「もっとよい書き方があれば教えてください」と依頼し
ました。するとChatGPTは「提案されたコードは特定の生徒名に対してのみ
対応できる形となっています。しかし、もし将来的に新しい生徒が増える場
合など、より柔軟に対応できるようにするとよいでしょう」と改善点を見つ
けて、それを解消するコードまで作成してくれています。
このように入出力の結果は変わらないものの、効率の良さや、機能追加の
しやすさがある構造に改善する活動は「リファクタリング」と呼ばれ、シス
テム開発の現場でも行われています。プログラミングには同じ答えを出す方
法が複数あり、いくつかの観点でその良し悪しが分かれます。作成したコー
ドを見直していく取り組みを積み重ねると、選択肢の中からよりよい方法を
選ぶリファクタリングのスキルを得ていくことができるでしょう。
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