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25.年輩の上司とのコミュニケーションで悩んだ経験

こんにちは。ゆーきです。
今日は自己紹介もかねて、3社目、4社目で経験した60歳以上のご年輩の上司とのコミュニケーションについてお送りします。

3社目で自宅から車で10分ほどの自動車部品メーカー(1000人規模)の営業として入社しました。

前職最後にはブイブイ言わせてMVPまで取って辞めているという背景があり
意気揚々と乗り込んでおります。
仕事の内容は営業とは言え全然違う形でしたが、
それなりに前向きに取り組んでいました。
ただ、一つ難点がありました。タイトル通り上司です。

2社目までは分からない場合にはすぐに質問し、
わかるまで質問をして自分が納得して取り組んでいました。
ただ、3社目での年輩上司の対応は、「じぶんでやってみろ!」と怒った後に「なんでそんなことやったんだ!」という昭和お決まりのパターンで、
質問にも答えてもらえず、しかも回答は納得できるものではない中、
ずっともやもやしながら取り組んでいたように思います。
さすがに病むことはなかったですが、自分の動きが芯を食っている感覚は全然ありませんでした。
#もちろん一部は理解できる内容もあったよ

このような環境が続き、当時の自分の結論は
「あ。この人は自分のことが嫌いなんだ」と納得させて終わりました。
上司が40歳前の方に変わってからは一気に仕事がスムーズに走り出しました。

さて。4社目です。現在も務めているこの会社は小規模の商社です。
転職した理由は後日別途記載しますが、4社目もはじめの直像の上司(部長)は70歳でした。
#そこまで働ける環境や体力は素晴らしい

タイプは3社目の上司とほぼ同じ。これはチャンスだと接し方を変えながらトライ&エラーを試みました。

まず、嫌いになられてしまったら前職と同じになるので、いい関係性を作ろうとしました。

実は3社目でも同様のことを考えて行動していました。
入社早々上司をサシ飲みに誘い、自分の入社した思いなどを伝えたのですが、あとあと、これも一つ良くなかった原因なのかと思いました。
自分はこう考える。が、上司にとって違うものである場合には、ウマが合わないと気づかせてしまうなと。

4社目では全く違う戦略をとります。自分のことはいろいろ話さず、上司の歴史をいろいろ聞くようにしました。
仕事の質問ではなく、上司の武勇伝を話してもらうので、そりゃ饒舌に話してもらいました。
そして、徹底的に「自分がいいな」と思ったことはヨイショして同意しました。
「~のような問題を~やって解決したんですか!なかなか当時では画期的ですね!」とか「自ら仕掛けて仕事をとってくるなんてさすがです!」などです。
上司の情報は十分吸い上げたので、相手がこうやってうまくいった要素と同じもの、良いものをチョイスして、思いを伝えました。
「私は~という想いを強く持っているのですが、部長も~のようにやってこられたので、私も部長のように頑張りたいです!」と。

いよいよ部長は気持ちよくなってきたようで、
何から何まで、手取り足取り仕事の流れを教えていただきました。
フォローもしてもらえるようになりました。
リベンジ成功です。

あくまで今回2人の似たタイプの上司をもとにお話をしたので、この通りにはうまくいかない場合もあると思います。
でも、ご年輩の傾向としては以下のようなものがあるのではという仮説に行き着いています。

・昔の栄光を承認してもらいたい
・今の若いもんには負けたくない
・昔の栄光が、今でも十分通用するものだと思いたい
・上司と部下。上と下の絶対的関係を構築したい

対策は意外に簡単で、そのまま
・昔の栄光を称賛する
・今の若いもんとして負けた顔をする(当時の対応すごいですね!で十分)
・昔の栄光が、今の若いものの考えとも共通項があることを伝える
・上司と部下。上と下の絶対的関係は(興味ないけど)その通りにしておく

これはご年輩の方を老害として処理するのではなく、
ご年輩の方との距離を縮めて、協力者になってもらうためにする対応です。
協力者になってもらえれば、とても強力なものになるなぁと感じた経験でした。

本日はこの辺にしておきます。
読んでいただきありがとうございました。


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