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伸び悩む事業の活性化で実施すること

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.53 2021/05/31
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当初の想定通りではありましたが、
やはり緊急事態宣言は延長となりましたね。

事業の永続のためには3つ大切な事があります。

・収益性
・教育性
・社会性

この3つのバランスをどう取っていくか?ですが、
足元では収益性の優先順位を最も高くしたいところ。
つまり最もキャッシュが残る形は何か?です。

・完全休業する
・時短営業×一部雇調金
・酒類の提供営業

この3つのパターンがあると思いますが、
ご支援先でもそれぞれで実際動いています。

複数展開されているご支援先だと、

・完全休業する店
・ランチだけ営業する店
・時短営業する店
・酒類含めて深夜まで営業する店

このように1社で全てを網羅しているケースも。

1店舗1店舗の収益計画を算出し、
それが最もキャッシュが守られる。
このように判断したケースとなります。

酒類含めて営業する場合も休業店が多い事もあり、
2019年比で平均して115%〜120%で伸びています。

つまり立地が繁華街型であるならば、
遅々として振り込まれない協力金を待たず、
足元のキャッシュを生み出すことも可能に。

ここでは営業の是非ではなく、
収益性の視点で上記参考にして
頂ければと思っています。

協力金の遅さがやっと話題にもなり始めましたが、
東京・大阪で3ヶ月前後。
この辺りが平均値にはなってきます。

ここに対して腹正しい気持ちは大きいですが、
反面大切にしたいのが、

「冷静に判断したい」
ということです。

・怒りをキッカケに営業再開で全然売上が伸びない

これが一番最悪なパターンです。
ただキャッシュが消えていくだけ。
感情的にもやるせなさすぎます。

今の財務状況として3ヶ月辺りは耐えられる。
そして休業した方がキャッシュが多く残る。

休み続けることへの社員さんへのメンタルサポートは
本当に大切になっていますが、
それでも冷静に判断するようにしています。

必ず消費がグッと伸びるタイミングはあります。
その時によりキャッシュが潤沢であれば、
できる仕掛けの幅は広がります。

さらにここから、採用合戦は絶対に来ます。

元々人手不足の業界。
その中で一定数、完全に他業種に流れてしまいました。

雇用マーケットに人が少ない中で、
皆でよーいドンで採用を強化すれば、
採用費は高騰する事が目に見えています。

そのため、今のご支援先でも冷静に判断して
「最もキャッシュが残る営業体制は?」を基軸に、

・機械の投資(生産性向上)
・賞与の準備
・基本給アップへの準備

を着々と進められるようにしています。

感情的には本当に腹ただしくかつ、
やるせない思いも多いと思います。

ただ、感情的な判断で動かない。
(冷静に判断して営業再開が良いならGO!)

数ヶ月後の企業体として最もキャッシュが残る形を
想定して今の事業体制を組み立ていく。
ここは大切にしていければと思います。


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<伸び悩む事業の活性化で実施すること>

今年から始まったご支援先にて。
こちらでは新規事業を立ち上げたが伸び悩んでいる。
それを何とかしたいというのが足元の施策。

このような時にどのような考え方で、
どのような施策を行なっていくのか?

今回はそこを深掘りして書いています。
実行のヒントになることあれば幸いです。

<前提条件>

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