見出し画像

GWに日販300万円売った企業の取り組み

―――――――――――――――――――――
今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.156 2023/0508
―――――――――――――――――――――

怒涛のGWも終了しました。
立地によって差異はあれども、
トータルで見れば絶好調な期間でした。

ご支援先の数値を見ていても、
業態問わず本当に伸びきっていました。

皆様におかれましても、
本当にお疲れ様でした。

ただ反面、通常営業できなかったお店が
非常に多かったのも事実です。

GWなのに休業をした例としては、
銚子丸や吉野家が話題になりました。

休業でなかったとしても、

・座席の絞り込み
・アイテムの絞り込み
・入り口に貼り出し(本日出勤者が少ないため、
お料理の提供やサービスにお時間がかかります)

これを行わざるを得ない店舗も多い状況でした。

元々470万人働いていた飲食業界も、
今は400万人を切ってしまった状態が続きます。

省人化や値上げはもちろんやるとしても、
それでは対応しきれないケースは
今後も続出すると考えられます。

そう考えると、需要がある繁忙期に
徹底して伸ばし切る異常値を中心とした
事業モデルはリスクと言わざるを得ません。

・需要期にガッツリ黒字を出す
・閑散期にガッツリ赤字を出す
・年間を通じてプラスに持っていく

これの難易度が採用の面でも難しくなりますし、
36協定を結んでいたとしても
労務の面でも難易度は確実に上がっています。

そのため、年間を通じて利益を出せる
ビジネスモデルにできるかどうかは
大きな視点になってきます。

これに成功したご支援先例で見てみると、

・閑散期の売上でも利益が出る
 事業モデルに刷新しておく
・人員確保は閑散期プラスアルファにしておく
 (売上一定ラインを超える度に人員ベース増)
・繁忙期は既存メンバーで基幹サービスを行い、
 それ以外は隙間バイトの方で埋める

この辺りによって安定感は増しましたし、
何よりアルバイトの方の定着率は格段に上がりました。

やはり繁忙期に合わせて採用をすると、
どうしても閑散期に辞めてしまいますので。

本質で言えば休みの分散化によって
需要も分散させることだとは思いますが、
足元においては繁忙期や閑散期に一喜一憂せず、
常に利益を出すモデルを考えていく。

ここを大切にしたいと改めて思った次第です。


【今日のコンテンツ一覧】
1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!
―――――――――――――――――――――

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<GWに日販300万円売った企業の取り組み>

GW商戦で良い事例があるので共有します。
日販300万円売った店舗の取り組みです。

■立地条件

ショッピングモールでの出店店舗です。

路面と違い、どうしても箱自体の集客に
良くも悪くも依存する立地でもあります。

今回の出店モールに関してはかなり追い風。
とはいえ他店舗は300万円までも売っておらず、
大きく伸ばせたポイントがありました。

■売上の方程式と各種ポイント

先に結論と重要なポイントから記載します。

ここから先は

5,198字

¥ 300

よろしければサポートお願いします!全国のフード企業さんの経営相談に対して使わせて頂きます!