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テイクアウト平均月商200万→1,000万円まで伸ばした企業でやったこと

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今すぐ実戦で業績アップに繋げる!
飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ
vol.52 2021/05/24
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今週は地方都市のご支援先の打ち合わせラッシュ。
改めて地方都市の方が厳しいと感じます。

確かに緊急事態宣言が出ると消費は一気に萎みます。
それ自体は大きなマイナスですし、
これから消費の波を再度作っていく大変さも。

しかし営業利益は大きなマイナスであっても、
経常利益は帳尻合うケースも多いです。

まん防以降は協力金も一昨年の売上の40%は支給。
遅々として進まない入金に思う所はありますが、
3ヶ月〜半年分の資金繰りに余裕あれば回ります。

もちろん都心部は家賃も高いため、
上限金額ありの協力金で足りない場合、
そして上記の資金繰りでは回らない場合も
通常営業の再開を意思決定すると思います。

それでも2019年比で110%〜120%で推移する
ケースも正直多いのである意味こちらも
足元の資金繰りは回るとも言えます。

逆に苦しいのが地方。

時短要請も特に出ていないので協力金もなし。
しかし地方ほど「社会の目」が気になる傾向から、
宴会・法事・慶事などの集まりが大幅減。

じわりじわりと縄で首を絞められている
企業・店舗が多い状況です。

都心部で出てくる物件は今のところは
比較的家賃が高い物件です。

しかし地方では特に家賃の壁が特になく、
経営者の心が折れたところから
撤退・廃業というを目の当たりにしています。

この辺りからもより地方都市の方が
変化へのスピード感やより求められます。

今回の事例企業も地方都市のご支援先。
本当に危機感を持って取り組んだからこそ、
テイクアウト売上を大きく伸ばす事ができました。

そして今年にはテイクアウト主体の業態も
一気に複数店舗オープンすることが決まりました。

結果論ですが事業ポートフォリオを
分散させた方が経営的には安定感ある今、
今回の事例も意思決定の参考になれば幸いです。


【今日のコンテンツ一覧】

1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
2.今知っておくべきニュース・トレンド
3.頂いた経営相談・質問に解説!

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1.業績アップに繋げる事例・ノウハウ!
<テイクアウト平均月商200万→1,000万円まで
伸ばした企業でやったこと>

さて、本題です。
今回の平均月商は2019年度と2021年度の比較です。

コロナ前は月商200万円でしたが、
今年度は1,000万円で推移しています。

ここからまだ伸びていく予定ですので、
1,200万円〜1,300万円までは実現できる予定です。

重視したのは商品と販促。
商品の視点で4つ、販促の視点で3つ挙げています。
それぞれの視点でまた、ご参考頂けますと幸いです。

【商品力】

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